時計の歴史を200年進めた天才・ブレゲによるブランド。数々の革新的技術はその後の時計製作に大きな影響を与えました。
1947年、ブレゲはスイスのニューシャテルに生まれました。若干15歳で時計製造技術を取得し、ヴェルサイユの時計士の下で修行した後、1775年に自らの店を構え独立しました。独立後には自動巻機構の実用化を成功させるなど順風満帆のように見えたブレゲの時計作りでしたが、フランス革命による政治的な動乱によりスイスへ帰国し、不遇の2年間を過ごします。
スイス滞在中は、永久カレンダー機構、トゥールビヨン機構、引き打ち機構、レバーシリンダー脱進機機構など多数の歴史的発明をしています。「時計の歴史を200年進めた」人物として紹介されることが多いブレゲですが、機械式時計の技術の大半を彼が考案したことは事実です。しかしブレゲの優れた点は技術的側面だけではなく、「ブレゲ針」に代表されるデザインのオリジナリティも忘れることは出来ません。
時代は移り、1870年に経営がブラウン家へ移譲されます。時計の製造が一時的に中止される事態に陥りました。しかし1970年にスイスの宝飾店「ショーメ」がブレゲの権利を取得し、再興に乗り出します。ダニエル・ロートなど優秀な時計職人を招聘し、ブレゲが製作した時計を分解、研究するという作業を続けました。
「ツインバレル」は、ブレゲが生前に思い描いていた「複式香箱」という発想を実現した時計です。複式香箱は、動力の効率的蓄えと安定した供給を可能により一定した運針を実現します。一見シンプルな外観ですが「B」の文字が流麗な筆記体で施されたリュウズ、・・・
>> ブレゲ クラッシック ツインバレルの詳細
ブレゲのスポーツタイプ・クロノグラフ。ブレゲらしからぬソリッドで精悍なデザインが人気。・・・
>> ブレゲ タイプトゥエンティ クロノグラフの詳細
海軍用マリンクロノメーターを原点に持つ「マリーン」は、ブレゲ伝統のデザインとスポーティさとを融合させた安定感のあるデザインです。・・・
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「マリー・アントワネット」はブレゲのライフワークとも言える仕事です。1973年、ルイ16世王妃であるマリー・アントワネットから「製作予算や製作期間は無制限、ただし最も優れた機構と美しさを持つ時計」を作るようにと依頼されたものです。自動巻はも・・・
>> ブレゲ マリー・アントワネットの詳細
| 年号 | ブランド | 出来事 |
|---|---|---|
| 1747 | ブレゲ | 1月10日、アブラアン・ルイ・ブレゲがニューシャテル(スイス)に誕生。 |
| 1775 | ブレゲ | パリ(フランス)に自身の店を構える。 |
| 1775 | ブレゲ | ブレゲが創業。 |
| 1780 | ブレゲ | 「ペルペチュエル」を発表する。 |
| 1783 | ブレゲ | マリー・アントワネットより時計の製作依頼される。ゴングスプリングの発明。ブレゲ針とブレゲ数字をデザイン。 |
| 1786 | ブレゲ | 文字盤にギョーシェ彫りが初めて施される。 |
| 1789 | ブレゲ | フランス革命勃発。「ブレゲキー」として知られるラチェットキーを発明。 |
| 1790 | ブレゲ | 耐衝撃機構の「パラシュート」を考案。 |
| 1793 | ブレゲ | 革命の混乱を避け、スイスへ帰国。 |
| 1795 | ブレゲ | 再びパリへ。息子宛の手紙で、初めて「シンパシック・クロック(同調時計)」に関して記す。永久カレンダーの開発。 |
| 1796 | ブレゲ | 「スースクリプション」を発売。新展開として次年度のカタログに発表した。 |
| 1798 | ブレゲ | コンスタント・フォース・エスケイプメントの特許取得。ミュージカル・クロノメーターの発明。 |
| 1799 | ブレゲ | 手で触ることで時刻が分かる「タクト」発売。 |
| 1801 | ブレゲ | トゥールビヨン・レギュレーター特許取得。 |
| 1802 | ブレゲ | 「マリー・アントワネット」完成。 |
| 1806 | ブレゲ | 耐衝撃機構の「パラシュート」が完成。 |
| 1810 | ブレゲ | クイーン・オブ・ネイプルズ(ナポリ王妃・ナポレオンの妹)からの依頼で、初の腕時計を製造開始。 |
| 1812 | ブレゲ | 文字盤の中心以外に時刻表示をしたデザインが登場。クイーン・オブ・ネイプルズ依頼の腕時計が完成。 |
| 1815 | ブレゲ | フランス海軍御用達の時計士になる。複式香箱搭載の「マリン・クロノメーター」最終調整。 |
| 1820 | ブレゲ | 現代のクロノグラフの先駆けとなる、同軸二重秒針クロノグラフ(オブザベーションクロノメーター)の発明。 |
| 1823 | ブレゲ | 9月17日、アブラアン・ルイ・ブレゲがパリ(フランス)にて没する。 |
| 1830 | ブレゲ | 初の巻上げキー不要の時計。 |
| 1834 | ブレゲ | 懐中時計の時間調整と巻上げ機能をもつ「シンパシック・クロック」の特許を取得。 |
| 1838 | ブレゲ | 英国ヴィクトリア女王がブレゲの時計を購入。 |
| 1870 | ブレゲ | 経営がブラウン家へ移譲。時計の製造は一時的に中止される。 |
| 1901 | ブレゲ | チャーチルがブレゲの時計を購入。 |
| 1930 | ブレゲ | ピアニストのアルトゥール・ルービンシュタインがブレゲの時計を購入。 |
| 1939 | ブレゲ | 天文時計の特許取得。 |
| 1954 | ブレゲ | 軍用クロノグラフ「タイプトゥエンティ」を開発。 |
| 1970 | ブレゲ | フランスの老舗宝飾店ショーメがブレゲの権利を譲り受け復興へ着手。 |
| 1972 | ブレゲ | 「ニュークラッシクライン」を発表。 |
| 1976 | ブレゲ | ブレゲの工房が移転。 |
| 1988 | ブレゲ | クラッシックラインに「トゥールビヨン」を加える。 |
| 1990 | ブレゲ | 腕時計を使用した新しい「シンパシック・クロック」の発表。「マリーン」ラインの発売。 |
| 1991 | ブレゲ | 永久均時差表示腕時計の特許取得。 |
| 1995 | ブレゲ | 「タイプトゥエンティ」の発売。 |
| 1998 | ブレゲ | 世界最小の自動巻クロノグラフムーブメントを搭載した「マリーン」を発表。 |
| 1999 | ブレゲ | スウォッチグループに買収される。 |
| 2000 | ブレゲ | 創業225周年を記念して「ブレゲ・ハウス」を設立。 |
| 2001 | ブレゲ | 「トゥールビヨン」誕生200周年を祝う。 |
| 2002 | ブレゲ | 「クイーン・オブ・ネイプルズ」のムーンフェイズ機構特許取得。 |