ロレックスと並んで人気の腕時計ブランド「ブライトリング」は、航空時計メーカーとして発展してきました。
創設者レオン・ブライトリングが、スイスのジュラ山脈にあるサン・ティミエに小さな時計公房を構えたのは1884年。ライト兄弟の初飛行よりも前の話です。しかし、大空に強い憧れを持っていたレオン・ブライトリングは将来を見据え、航空機の計器と成り得るクロノグラフの開発に情熱を傾けました。
後継者で息子のガストン・ブライトリングは、世界初の腕時計型クロノグラフ製造に着手。その中でクロノグラフ腕時計の原型とされる30分タイマーを完成させ、ストップウォッチ「ヴィテス」を発売しました。スピードを意味する名を持つ「ヴィテス」が警察のスピード違反取締に採用されたことで、ブライトリングの懐中時計への評価と信用が高まりました。ガストンの死後、1932年まで社長不在となりますが、レオンの孫にあたるウィリー・ブライトリングが社長に就任後は、40種類ものクロノグラフを発表。またイギリス空軍から公式採用されたことを機に、航空時計とクロノグラフ腕時計のメーカーとして世界随一の地位を確立しました。
ブライトリングは航空時計メーカーとして発展してきたブランドです。ブライトリングはクロノグラフの祖として、創設当初には懐中時計型の、その後は腕時計型のクロノグラフ製作に力を注いできました。ブライトリングは航空時計を開発する中で、視認性、操作性、耐久性、3つのテーマを重視してきました。1999年以降、腕時計の全モデルに公認クロノメーター・ムーブメントを搭載するという目標を掲げ、それを実現しています。ブライトリングの製品はもはや時計ではなく、パイロットのための「プロフェッショナルのための計器」であり、その専門的機能と徹底した品質管理で信頼性を誇っています。プロ仕様へのこだわりが存在感あふれる機能美を実現させ、クロノグラフ腕時計において他の追随を許さないブランドへと発展を遂げた、それがブライトリングです。
計器としての時計を作り続けるブライトリングの代表モデルです。名作と謳われた初代モデルは、回転ベゼルが計算尺になっている手巻クロノグラフでした。1975年にはクォーツモデルが発売されましたが、1984年にイタリア空軍フィレッツェ・トリコローリ・・・
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コスモノートは、アメリカのマーキュリー計画に参加した宇宙飛行士、スコット・カーペンターのために開発されたクロノグラフで、ナビタイマーの24時間表示版と言えます。1962年にスコット・カーペンターは、コスモノートを腕に着用してロケット、オー・・・
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すべての航空時計の基礎とも言えるのがナビタイマーです。世界初の航空計算尺付きクロノグラフとして1952年に誕生。ナビタイマーの機能によって、パイロットは速度や燃費を計算しながら空を飛ぶことが出来ました。初代モデルは手巻で、古典的名機であるキ・・・
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| 年号 | ブランド | 出来事 |
|---|---|---|
| 1884 | ブライトリング | ジュラ地方(スイス)のサン・ティミエにレオン・ブライトリングが時計工場を作る。 |
| 1892 | ブライトリング | 時計産業の中心地、ラ・ショード・フォンのモンブリランに移転。社名を「G・レオン・ブライトリング」から「レオン・G・ブライトリングSA モンブリラン・ウォッチ・カンパニー」へ変更。 |
| 1914 | ブライトリング | レオン・ブライトリングの死を契機に2代目であるガストン・ブライトリングが事業を受け継ぐ。 |
| 1915 | ブライトリング | 「30分タイマー」を発表。世界初の腕時計型クロノグラフ。 |
| 1927 | ブライトリング | ガストン・ブライトリング死去。 |
| 1932 | ブライトリング | レオンの孫にあたるウィリー・ブライトリングが就任。 |
| 1934 | ブライトリング | 「プレミエ」を発表。2つのプッシュボタンを持つクロノグラフ。 |
| 1936 | ブライトリング | イギリス空軍の公式サプライヤーとなる。 |
| 1939 | ブライトリング | イギリス空軍が大量のコクピットクロックを発注。 |
| 1940年代 | ブライトリング | アメリカ市場に参入。ワックマン社と共に「アメリカン・ブライトリング・ウォッチ」を創設。 |
| 1942 | ブライトリング | 円形計算尺を備えた「クロノマット」を発売。 |
| 1946 | ブライトリング | 初代「クロノマット」発売。 |
| 1952 | ブライトリング | 工場をラ・ショー・ド・フォンに残したまま本部をジュネーヴに移転。 |
| 1952 | ブライトリング | 航空用計算尺を採用した「ナビタイマー」を発表。 |
| 1957 | ブライトリング | 200m防水の「スーパーオーシャン」発表。 |
| 1962 | ブライトリング | ナビタイマーの宇宙仕様モデル「コスモノート」発表。 |
| 1969 | ブライトリング | 世界初の自動巻クロノグラフ「キャリバー11」をホイヤー、ハミルトンと共同開発。 |
| 1969 | ブライトリング | ハミルトン・ビューレン社、ホイヤー・レオニダス社とともにCal.11を開発。 |
| 1969 | ブライトリング | 「ナビタイマー」自動巻モデル発表。 |
| 1975 | ブライトリング | 「クロノマット」クオーツモデル発売。 |
| 1976 | ブライトリング | 「ナビタイマー」クオーツモデル発売。 |
| 1978 | ブライトリング | 「ナビタイマー」LEDモデル発表。 |
| 1979 | ブライトリング | 3代目社長ウイリー・ブライトリングがクオーツの登場により会社の閉鎖を決定し、アーネスト・シュナイダーが事業を引き継ぐ。 |
| 1982 | ブライトリング | グレンヘンに「ブライトリング・モントレ」を設立。 |
| 1984 | ブライトリング | イタリア空軍アクロバットチーム「フレッチェ・トリコローリ」と共同で「クロノマット」を刷新。 |
| 1985 | ブライトリング | 手巻き「オールドナビタイマー」を発表。 |
| 1985 | ブライトリング | 「エアロスペース」を発表。 |
| 1986 | ブライトリング | 自動巻「オールドナビタイマー」を発表。 |
| 1992 | ブライトリング | 最小クロノグラフムーブメント「ブライトリング10」を開発。 |
| 1992 | ブライトリング | 「ナビタイマー92」を発表。 |
| 1994 | ブライトリング | 「ナビタイマーアヴィ」を発表。 |
| 1994 | ブライトリング | アーネスト・シュナイダーの息子セオドア・シュナイダーがCEOに就任。 |
| 1995 | ブライトリング | 「エマージェンシー」を発表。国際救助信号発信装置を備える。 |
| 1996 | ブライトリング | 初代クロノマットのデザインを引き継いだ「モンブリラン」発表。 |
| 1998 | ブライトリング | 「ナビタイマーメカニック'50s」を発表。 |
| 1998 | ブライトリング | 「B-1」を発表。 |
| 1999 | ブライトリング | すべてのモデルでCOSC公認クロノメーターを目指す「100%クロノメーター宣言」を発表。 |
| 2000 | ブライトリング | 「ナビタイマーブライトリングファイターズ」を発表。 |
| 2000 | ブライトリング | スイス・グレンヘンに製造工場をかねた本社が完成。 |
| 2001 | ブライトリング | 全モデルがCOSC公認クロノメーターとして認められる。 |
| 2002 | ブライトリング | 「ナビタイマー」50thアニバーサリー限定モデル発売。 |
| 2004 | ブライトリング | 「クロノマット・エボリューション」完成。 |
| 2007 | ブライトリング | 「スーパーオーシャン・ヘリテージ」発売。 |
| 2008 | ブライトリング | 「クロノマチック49」発売。 |