チュードル オイスター エアタイガー コバラ Ref.7957 希少 アンティークウオッチ

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チュードル オイスター エアタイガー コバラ Ref.7957 希少 アンティークウオッチ

腕時計概要

チュードルの手巻きモデル「オイスター」です。チュードルは英国でロレックスのオイスターケースの認知度を高めるために作られたディフュージョン・ブランドです。初期にはイギリスで人気の高いチューダー家の紋章である「薔薇」をモチーフに採用し、そのデザインはもとよりロレックス譲りの性能の高さから人気を集めました。近年の機械式時計ブームでも再評価されているブランドのひとつです。オイスターケースの堅牢性や作りの丁寧さはロレックスに勝るとも劣らないものであり、竜頭には王冠マークが刻印され、ロレックスの血流を受け継ぐモデルであることがわかります。チュードルはロレックスよりもバラエティに富んだ商品ラインナップをそろえていますが、なかでも文字盤上に薔薇を配した「デカバラ」や「コバラ」は、男女を問わずに人気のモデルです。「エアタイガー」はチュードルのオイスターにしてはめずらしくサブネームを与えられたモデルです。1940年代後半~1950年代の製造と思われます。過剰な反射をおさえ視認性を高める加工が施された質感高い白文字盤はほどよくやけています。インデックスはアップライトで、ブランド名やコバラのロゴをプリントで表現。文字盤外周とミニッツマーカーの間に形成された大きめの余白がアンティークっぽさを高めているようです。手巻き仕様ですので、自分の手でゼンマイを巻き上げ時計に命を吹き込むという、時計ファンにとっての至極の時間を毎日楽しめます。機械式時計が再評価され、徐々に流通価格が上がっているモデルの一つです。コバラのデザインに心惹かれた方にはもちろん、ロレックスのデザインや性能が気になるものの、より個性的な腕時計を探している方にもオススメです。

腕時計データ

ブランドチュードル(TUDOR)
商品名チュードル オイスター エアタイガー コバラ Ref.7957 希少 アンティークウオッチチュードル オイスター エアタイガー コバラ Ref.7957 希少 アンティークウオッチ
特徴
掲載時価格108,000 yen
販売店アンティーク時計通販専門店・タイムピース
在庫数SOLD OUT
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チュードルの情報

「ロレックス」の兄弟ブランドとして生まれながら、その知名度には雲泥の差がある「チュードル」は、近年の機械式時計ブームで再評価されているブランドのひとつです。日本では特に高い人気を保っています。

創業地
イギリス
創業年
1930
創業者
ハンス・ウイルスドルフ

チュードルの解説

ロレックス・オイスターケース販促のために

チュードルはロレックス社が販売戦略として作った別ブランドです。1930年代、ロレックス社の技術力の高さはすでに時計業界で知られていましたが、その高額な価格設定から販売実績は芳しくないものでした。ロレックス社は特長である「オイスターケース」をより多くの人に知ってもらい、また売り上げを補う目的で新ブランド・チュードルを立ち上げました。すでに成功している時計メーカーが他の地域で販売する際、ブランドの名前を変えることは当時からよく行われていましたが、ロレックスの場合その「オイスターケース」の良さを知らしめるためだけにブランドを作ったところが興味深いところです。チュードルの時計はロレックスの性能が安価に手にはいることから、博く受け入れられ、ロレックスの販売促進に大きく貢献しました。

社名とエンブレム

チュードルがターゲットとした市場は、ロレックスの本社のあったイギリス国内でした。ブランド名とした「チュードル」とは「TUDOR」、つまり英国の名門・チューダー家の名前です。15世紀にイングランド全土を巻き込んだ薔薇戦争時、対立していたヨーク家とランカスター家はそれぞれ、白薔薇と赤薔薇を紋章として使っていました。戦後成立したチューダー朝は、この二つを組み合わせた紋章を作りました。英国で人気の高いチューダー家の名前とエンブレムはチュードルの販売促進に高い効果があったようです。後期(1970年から1971年頃)には薔薇同様、チューダー家の紋章として使われた盾がエンブレムとして採用されました。この変更は、有機的な曲線を多く含む薔薇のロゴが複雑で手間がかかることが理由の一つであると言われています。

ロレックスよりもロレックスらしく

チュードルはロレックスと共通のパーツを数多く使用しています。たとえば竜頭にロレックスのアイコンである王冠マークがみられるものもあります。また多くのモデルでは裏蓋には王冠マークとともに「ROLEX」の名前が刻印されているなど、ロレックスの腕時計以上にロレックスカラーを打ち出したデザインとなっています。一方でムーブメントにはETA社のエボーシュを用いることで価格を下げました。

ロレックスのディフュージョンブランドとして

チュードルはロレックスでも提供されるモデルに類似したモデルだけではなく、オリジナルの時計も製造しました。チュードルはロレックスには存在しないモデルも製造しています。たとえばサブマリーナにはメンズ(39.3mm)、ボーイズ(36.4mm)、ミニ(32.5mm)の3つのサイズが存在します。

ロレックスからの独立

1990年代になるとチュードルはロレックスには無いオリジナルのモデルを数多く発売します。次第にロレックスのカラーが薄れ、独立したブランドへとシフトしていきました。