チュードル プリンスオイスターデイト デカバラ ゴールドダイアル アンティークウオッチ

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チュードル プリンスオイスターデイト デカバラ ゴールドダイアル アンティークウオッチ

腕時計概要

チュードルの自動巻&カレンダーモデル「プリンスオイスターデイト」です。アンティーク時計において高い人気を維持する、薔薇の意匠の文字盤が最大のセールスポイントです。安定した性能とユニークなデザインとを併せ持つ、攻守のバランスのとれたヴィンテージモデルです。

ロレックスを代表する技術のひとつである「オイスターケース」。オイスターケースが登場した当時、英国における知名度を高めるために作られたディフュージョン・ブランドが「チュードル」です。初期にはイギリスで人気の高い「チューダー家」の紋章である「薔薇」をモチーフに採用し、そのデザインはもとよりロレックス譲りの性能の高さから人気を集めました。近年の機械式時計ブームでもっとも注目を集めるブランドのひとつとなっています。オイスターケースの堅牢性や作りの丁寧さはロレックスに勝るとも劣らないものであり、竜頭には王冠マークがデザインされ、ロレックスの血流を受け継ぐモデルであることがわかります。

チュードルはロレックスよりもバラエティに富んだ商品ラインナップをそろえていますが、なかでも12時位置に大きな薔薇を配した「デカバラ」は男女を問わずに人気のモデルです。12時位置以外には花びらを連想させるユニークなデザインのインデックスを採用。植物モチーフをデザインに取り入れた機械の中で最も完成されたデザインのひとつとなっています。味わいのあるペールゴールドのダイアル。針やインデックスもゴールドですが、金色の濃淡の違いによって視認性を保っています。あると便利なカレンダー機能付き。

機械式時計が再評価され、徐々に流通価格が上がっているモデルの一つです。デカバラは仕入れ価格の上昇と同時に、状態のよい個体が減少する傾向も顕著です。デカバラのデザインに心惹かれた方にはもちろん、ロレックスのデザインや性能が気になるものの、より個性的な腕時計を探している方にもオススメです。

腕時計データ

ブランドチュードル(TUDOR)
商品名チュードル プリンスオイスターデイト デカバラ ゴールドダイアル アンティークウオッチチュードル プリンスオイスターデイト デカバラ ゴールドダイアル アンティークウオッチ
特徴
掲載時価格178,000 yen
販売店アンティーク時計通販専門店・タイムピース
在庫数1
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チュードルの情報

「ロレックス」の兄弟ブランドとして生まれながら、その知名度には雲泥の差がある「チュードル」は、近年の機械式時計ブームで再評価されているブランドのひとつです。日本では特に高い人気を保っています。

創業地
イギリス
創業年
1930
創業者
ハンス・ウイルスドルフ

チュードルの解説

ロレックス・オイスターケース販促のために

チュードルはロレックス社が販売戦略として作った別ブランドです。1930年代、ロレックス社の技術力の高さはすでに時計業界で知られていましたが、その高額な価格設定から販売実績は芳しくないものでした。ロレックス社は特長である「オイスターケース」をより多くの人に知ってもらい、また売り上げを補う目的で新ブランド・チュードルを立ち上げました。すでに成功している時計メーカーが他の地域で販売する際、ブランドの名前を変えることは当時からよく行われていましたが、ロレックスの場合その「オイスターケース」の良さを知らしめるためだけにブランドを作ったところが興味深いところです。チュードルの時計はロレックスの性能が安価に手にはいることから、博く受け入れられ、ロレックスの販売促進に大きく貢献しました。

社名とエンブレム

チュードルがターゲットとした市場は、ロレックスの本社のあったイギリス国内でした。ブランド名とした「チュードル」とは「TUDOR」、つまり英国の名門・チューダー家の名前です。15世紀にイングランド全土を巻き込んだ薔薇戦争時、対立していたヨーク家とランカスター家はそれぞれ、白薔薇と赤薔薇を紋章として使っていました。戦後成立したチューダー朝は、この二つを組み合わせた紋章を作りました。英国で人気の高いチューダー家の名前とエンブレムはチュードルの販売促進に高い効果があったようです。後期(1970年から1971年頃)には薔薇同様、チューダー家の紋章として使われた盾がエンブレムとして採用されました。この変更は、有機的な曲線を多く含む薔薇のロゴが複雑で手間がかかることが理由の一つであると言われています。

ロレックスよりもロレックスらしく

チュードルはロレックスと共通のパーツを数多く使用しています。たとえば竜頭にロレックスのアイコンである王冠マークがみられるものもあります。また多くのモデルでは裏蓋には王冠マークとともに「ROLEX」の名前が刻印されているなど、ロレックスの腕時計以上にロレックスカラーを打ち出したデザインとなっています。一方でムーブメントにはETA社のエボーシュを用いることで価格を下げました。

ロレックスのディフュージョンブランドとして

チュードルはロレックスでも提供されるモデルに類似したモデルだけではなく、オリジナルの時計も製造しました。チュードルはロレックスには存在しないモデルも製造しています。たとえばサブマリーナにはメンズ(39.3mm)、ボーイズ(36.4mm)、ミニ(32.5mm)の3つのサイズが存在します。

ロレックスからの独立

1990年代になるとチュードルはロレックスには無いオリジナルのモデルを数多く発売します。次第にロレックスのカラーが薄れ、独立したブランドへとシフトしていきました。