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アンティーク腕時計とヴィンテージ腕時計の違い

アンティーク腕時計とヴィンテージ腕時計の違い

違いはあるの?

腕時計の世界では「アンティーク」「ヴィンテージ」「ユーズド」などの言葉が使われることがあります。これらの定義と、価値の違いはあるのでしょうか。結論から言うと、厳密な定義は存在しません。業界内でなんとなくそのように扱っている場合と、お店によってマーケティングのためにその言葉を使っている場合などが混在しているのが現状です。冒頭に挙げた「アンティーク」「ヴィンテージ」「ユーズド」は、一括りにすると「中古」として分類されます。

アンティークとは

腕時計業界の一部を包含する古物業界では、「製造から100年が経過したものをアンティークとする」という定義があります。しかし、腕時計についてはそれに準じておらず、現行で販売していないものをざっくりと「アンティーク」と呼ぶことが多いようです。だからといって、昨年まで販売されていたものを「アンティーク」と呼ぶことには抵抗があるようで、「ヴィンテージ」や「ユーズド」という言葉を使っている場合もあります。そもそも、アンティークの価値のほとんどはその希少性にあります。腕時計のように実用する道具で、なおかつ精密機械であるものは比較的早く希少性が高くなる傾向にあります。たとえば1970年代の腕時計はすでに本体の入手だけでなく、部品の調達さえも困難になっています。これを踏まえて、腕時計新聞では中古の腕時計を偉大毎に分類する必要がある場合、1950年代以前のものをアンティーク、1960年代から1990年代のものをヴィンテージ、それ以降のものをユーズドとして扱っています。一方では、腕時計の誕生から200年以上が経過しているわけですし、そろそろ厳密に「アンティーク」を分類してもよいのでは、とも思います。

中古でも大丈夫!

腕時計以外で、中古市場が盛んな業界をいくつか参考にしてみましょう。自動車やバイク、戸建てやマンション、衣類やバッグ、パソコンやスマホ、などでしょうか。いずれも、新品で手に入れると高額なものだったり、こだわりをもって選びたいものだったりします。新品しか使わない、というこだわりを持っている人もいれば、中古の良品をうまく探すのが好きな人まで人によってさまざまだと思いますが、腕時計は中古であっても自動車や住宅ほど劣化しませんし、衣類やバッグほど使用感も出ないため、中古で買うのに向いている商品だと言えると思います。

価値の変化

なかには当時の販売価格よりも高くなる、いわゆるプレミア価格になっている腕時計もたくさん存在します。人気や流通数/残存数によってその価値は変動しますので、投資の対象として腕時計をみる方も増えてきました。腕時計が社会人の必須道具ではなくなってから久しいですが、腕時計の需要が衰えていない理由の一端をこのあたりに垣間見ることができます。

デッドストック

アンティーク/ヴィンテージの腕時計は希少価値があり、現行では販売されていないので他の人とも被ることも少ないです。さらに、前述のように今後大きく価値が下がるわけでもありません。ただ、感覚的に中古時計が苦手だ、という方が少なからずおられます。聞くと、「キズや摩耗があること」や「誰かが使ったものだから」という理由を挙げる方が多いです。こんな人にぴったりなのが「デッドストック(死蔵品)」の腕時計です。当時、何らかの理由で販売されなかった廃盤の在庫品を指しますが、アンティークやヴィンテージの価値がありながら未使用であるという、まさに奇跡の一本といえるでしょう。腕時計新聞でも「デッドストック」のタグ付けをして紹介していますので、気になる腕時計があるかどうか一度ご覧ください。

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公開日2018年1月12日
著者watchjournal

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