腕時計のレンタル

腕時計のレンタル

レンタルとシェアリングエコノミー

「シェアリングエコノミー」という言葉をご存知でしょうか。物やサービス、場所などを沢山の人に共有したり、交換したりして利用する仕組みを指します。カーシェアや民泊などで話題を集めていますが、日本では法規制の問題もあり、個人間での貸借と言うよりは旧来から行われている「レンタル」に近い形でシェアリングエコノミーが行われているようです。

なぜレンタル?

レンタルといえば、住宅でいうと賃貸住宅、車で言うとレンタカー、身近なところではCDやDVDのレンタルサービスがあります。レンタルは、必要な物を購入することなく利用したい、という声に応えるサービスです。先に挙げた例について分析してみましょう。住宅や車は購入や維持に相当のお金がかかります。多少割高になるとは言え、支払える範囲の現実的な金額で利用できるのは助かります。また、転勤など引っ越しの可能性がある場合や、週末にだけ車で出かけたい場合など一時的に需要が発生する場合などにもレンタルサービスが便利であることがわかります。CDやDVDは、購入できる価格ではありますが、録音したり一度観るともう不要になってしまうので、レンタルで済ませることが多い、というのも納得感があります。

腕時計のレンタル

では、「腕時計のレンタルサービス」はどうでしょうか。2015年頃からいくつかの会社で取り組みが見られるようになった「腕時計のレンタルサービス」ですが、筆者の記憶では2005年頃にはすでに「腕時計のレンタル」を銘打ったサービスが登場していたように思います。調べてみると、ほとんどの会社では貸金のひとつの手法として行われていたようで、純粋に腕時計を貸しているサービスではなかったのがわかり、驚いた記憶があります。それはさておき、腕時計をレンタルで利用する状況や背景を推測してみましょう。

腕時計レンタルの可能性

車や住宅と同様に、腕時計も高額であることが多いので、レンタルサービスがあってもおかしくはないかもしれません。また、ふだん腕時計を着けないひとも、結婚式などのパーティーのときや、大事な商談のときなどにきちんとした腕時計を着けたい、というような、一時的な必要性の高まりもありそうです。このような需要に答える形であれば、腕時計のレンタルもビジネスとして定着していく可能性がありそうです。

腕時計が違うところ

ただ、腕時計が車や住宅、CDやDVDと決定的に違う部分があります。ひとつは体のかなり近いところで使う道具であることです。愛着を持ちやすい道具は、レンタルではしっくりこないこともあるでしょう。また、腕時計は一個だけ持っていれば良いものではありません。いくつかの腕時計を状況に応じて使い分けることがスマートだとされています。またレンタルサービスの利用者は、車であれば移動すること、住宅であれば住むこと、という本来の目的にお金を払うのですが、腕時計は本来の目的である「時間をみる」にお金を払うわけではない、というのが一番の違いです。腕時計はどちらかというとステータスシンボルやファションアイテムとしての役割が強いため、レンタルサービスとは相容れない部分もありそうです。冒頭の「シェアリングエコノミー」も、同じ理由でうまく適用できない商品かもしれませんね。

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公開日2018年1月23日
著者watchjournal

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