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腕時計用語辞典

  • あ行

    あがき(あがき)
    時計のムーブメント内で潤滑油が油膜を形成できうる隙間のこと。
    アカデミー(あかでみー)
    「独立時計師協会」のこと。ヴィンセント・カラブレーゼとスヴェン・アンデルセンが発起人となり1958年に設立された。
    アクリルガラス(あくりるがらす)
    プラスチック風防のこと。クリスタルガラスに比べて光沢は劣るものの頑丈であり、加工が容易で、なおかつ低コストで製造できるため博く使用されている。空気を通し割れにくい利点もある。有機ガラスともいう。
    アジャストスクリューネジ(あじゃすとすくりゅーねじ)
    精度の微調整をするためのネジ。テンプ外輪の天輪に取り付けされる。テンプのバランスをとる為に用いられるチラネジとは異なる。
    アズモメーター(あずもめーたー)
    呼吸回数を計測する機能。被計測者が1回目の呼吸をしたときにスタートボタンを押し、15回目の呼吸をしたときにストップボタンを押す。ダイヤルの外周の目盛りから、呼吸回数を知ることができる。
    アップライト(あっぷらいと)
    文字盤上のインデックスやマーク、ブランド名を印刷ではなく、金属素材などを貼り付けたり文字盤をくぼませて立体的にしたもの。
    アドジャステッド(あどじゃすてっど)
    ムーブメントが環境変化による誤差を修正されていることを表す。ADJUSTED
    アナログ(あなろぐ)
    針の動きで時刻を示す方法。針を使わない場合は「デジタル」という。
    アニュアルカレンダー(あにゅあるかれんだー)
    パテック・フィリップ社が1996年に開発したカレンダー機構。2月以外は大の月、小の月を自動的に修正する。パーペチュアルカレンダーよりも安価で製造できる。
    アブラアン・ルイ・ブレゲ(あぶらあんるいぶれげ)
    1747年~1823年。巻き上げヒゲ、自動巻き機構の実用化、トゥールビヨン脱進機、永久カレンダー、ブレゲ針などさまざまな発明をした時計師。スイスのニューシャーテルで生まれ、1775年にブレゲ社を設立。1783年にはマリー・アントワネットの懐中時計を製作する。Abraham Louis Breguet
    アブラハム・ルイ・ペルレ(あぶらはむるいぺるれ)
    1728年~1826年。1770年頃に世界初の自動巻懐中時計を発明した。Abraham Louis Perrelet
    アマルガム(あまるがむ)
    水銀との合金のこと。腕時計では金や銀を素材に用いた腕時計部品が水銀に触れると銀白色に変色する現象のこと。
    アラビア数字(あらびあすうじ)
    「1、2、3・・・」などの算用数字のこと。インドで考案されたもののアラビア経由で西洋文化に触れたことによる。アラビックともいう。
    アラビック・インデックス(あらびっくいんでっくす)
    「1」「2」「3」などのアラビア数字(算用数字)で時刻を表したもの。
    アラン・シルベスタイン(あらんしるべすたいん)
    高級機械式時計にアートの要素を加えた時計を発表。Alain Silberstein
    アラーム(あらーむ)
    指定した時刻を音で知らせる機能。機械式腕時計では裏蓋の突起を叩いて音を出す方式が一般的。一般に、1947年にバルカン社が発売した「クリケット」が最初のアラーム時計といわれる。
    アルミ(あるみ)
    アルミニウムのこと。主にケースなどに用いられ、軽量かつ耐食性に優れる加工のしやすい金属。仕上げが美しいのも特徴。元素記号Al。
    アワーアングル(あわーあんぐる)
    太陽や恒星の位置から地方時を割り出す方法。時角ともいう。逆にグリニッジ標準時と地方時の比較により現在位置の割り出すことも可能。
    アワーマーカー(あわーまーかー)
    文字盤上で「時」を示す印。インデックスともいう。
    アンクル(あんくる)
    テンプの動きをガンギ車に伝える脱進機の一部。テンプとガンギ車の間にある。形が錨に似ていることから「anchor」と名づけられた。
    アンクル受け(あんくるうけ)
    脱進機の一部であるアンクルを保持するための受け。
    アンチショック(あんちしょっく)
    耐震装置のこと。落下などの衝撃からテンプの心棒などを守る。
    アンティコルム(あんてぃこるむ)
    時計オークションを行う会社。1974年にジュネーブに設立。Antiquorum
    アンティークウオッチ(あんてぃーくうおっち)
    厳密には製造から100年以上が経過した腕時計。広義には中古腕時計も含む。
    アール・デコ(あーるでこ)
    立体幾何学派の影響を受けたデザイン。階段状のケースやデフォルメされた数字のインデックスなど。1920年代から1930年代にかけて流行。1925年様式とも。art deco
    イエローゴールド(いえろーごーるど)
    金75%、銀10~20%、銅5~15%で配合された合金。高級感あふれる素材。略号YG。
    イオンプレーティング(いおんぷれーてぃんぐ)
    イオン化したチタンやプラチナで数マイクロメートルの皮膜を作る硬質コーティング技術。
    石(いし)
    歯車の軸受けに用いられる堅い宝石。主に人工ルビーが使用される。
    ISO規格(いそきかく)
    国際標準化機構(International Standardization Organization)が制定する工業製品規格。
    一番車(いちばんしゃ)
    香箱のこと。内部にゼンマイを納めている。
    イナズマ針(いなずまばり)
    一般には1950代後期~1979年頃のロレックス社「ミルガウス」に採用されたジグザグ型の針のこと。希少。
    インカブロック(いんかぶろっく)
    バネつきの穴石で天真を支える耐震構造。同様の機構に「パラショック」「ダイヤショック」もある。
    イングリッシュレバー(いんぐりっしゅればー)
    アンクルの一種。ベンソン社などイギリス製の腕時計でみられることからこう呼ばれる。
    インジケーター(いんじけーたー)
    残量表示計。
    インダイヤル(いんだいやる)
    文字盤中に配置された小さい文字盤。クロノグラフの積算計や、スモールセコンド(独立表示の秒針)など。「サブダイヤル」ともいう。
    インターナショナル・リスト・ウオッチ(いんたーなしょなるりすとうおっち)
    イギリスの時計雑誌。イタリアの時計雑誌「オロロジ・ア・ノン・ソロ」の英語版。1989年創刊。INTERNATIONAL WRIST WATCH
    インデックス(いんでっくす)
    文字盤に記された時刻を示す数字やマーク(バーやドットなど)のこと。数字は、アラビア数字や、ローマ数字などが代表的であり、ローマ数字とアラビア数字を合わせた「ユニークダイヤル」も存在する。蛍光塗料が塗布してある場合も多い。
    ヴァシュロン・コンスタンタン(う゛ぁしゅろん・こんすたんたん)
    参考リンク参照。
    ヴィンセント・カラブレーゼ(う゛ぃんせんとからぶれーぜ)
    独立時計師協会設立メンバーの一人。ムーブメントが浮いているように見える「フライング・トゥールビヨン(空間時計)」など数々の傑作時計を製作した。Vincent Calabrese
    ヴィーナス(う゛ぃーなす)
    スイスのラ・ショー・ド・フォンにあった時計会社。ロレックス社、ブライトリング社などにムーブメントを供給していた。1926年にエボーシュ連合に参加した後、バルジュー社に吸収された。
    ヴェルダータイプ(う゛ぇるだーたいぷ)
    ベルトでステッチが無く、高周波接着されたもの。
    ウエストミンスターチャイム(うえすとみんすたーちゃいむ)
    ロンドンの時計塔「ビッグ・ベン」のメロディー。4音階。ヘンデルのオラトリオ「メサイア」に由来する。学校のチャイムなどにも用いられている。
    WOSTEP(うぉすてっぷ)
    スイスの時計技術者養成学校。1966年設立。国内のみではなく世界各地で修理技術者の育成を行っている。
    ウオッチ・オブ・ザ・イヤー(うおっち・おぶ・ざ・いやー)
    腕時計の賞。雑誌「世界の腕時計」を発行するワールドフォトプレス社が1996年より開催。
    ウオッチランド(うおっちらんど)
    ジュネーブにある、フランク・ミューラーが設立した時計工房。時計職人養成所も併設されている。Watch Land
    受け石(うけいし)
    歯車の軸受けに用いられる堅い宝石。主に人工ルビーが使用される。
    裏スケルトン(うらすけるとん)
    裏蓋にサファイアガラスを用いてムーブメントを見ることができるようにしたもの。
    閏年(うるうどし)
    太陽が黄道を1周する時間(365.2422日)と1年(365日)の差を4年毎(約0.25×4=1日)に補正すること。
    永久カレンダー(えいきゅうかれんだー)
    大小の月や閏年を区別しながら月、曜日、日付などを自動調整するカレンダー機能。多くは、グレゴリウス歴が修正される2100年まで自動表示が可能。「パーペチュアルカレンダー」ともいう。
    エキゾチックダイヤル(えきぞちっくだいやる)
    1960年代から1970年代にかけて製造されたロレックス社「コスモグラフ・デイトナ」の文字盤。希少。
    エクステンションブレス(えくすてんしょんぶれす)
    ダイビングスーツの上からでも着用できるように、伸縮できる仕組をもったブレスレット。
    エスケープバルブ(えすけーぷばるぶ)
    時計内のガスを排出するためのバルブのこと。「飽和潜水」の際に時計内部に入ったヘリウムガスが減圧時に時計損傷の原因となるが、これを回避できる。
    エタブリスール(えたぶりすーる)
    エボーシュや主要部品を他メーカーから買い付けてムーブメントを組み立てる時計メーカー。
    エト(えと)
    文字盤のこと。
    エドワード・ホイヤー(えどわーどほいやー)
    タグ・ホイヤー社の前身となるホイヤー社を創業。モータースポーツ時計の先駆者。Edouar Heuer
    エドワール・オーギュスト・ピゲ(えどわーるおーぎゆすとぴげ)
    1875年にジュール・オーデマとともにオーデマ・ピゲ社を設立。マニュファクチュールを貫く。Edward A. Piguet
    エナメル(えなめる)
    時計では主に琺瑯(ほうろう)を意味する。金属などにガラス質の釉を焼き付ける技術。線で仕切ったエナメルは「クロワゾネ」という。耐湿性、耐酸性に優れ、装飾の面でも優れている。
    エボーシュ(えぼーしゅ)
    ベースムーブメント。最終仕上げが行われていない半完成のムーブメント。またはそれを作成するメーカーのこと。
    エリンバー(えりんばー)
    テンプやひげゼンマイに用いられる、磁化されず錆に強い合金。鉄、ニッケルなどのほかにシリコン、カーボンなどを含有する。シャルル・エドワール・ギョーム(フランス)が発明。
    エル・プリメロ(えるぷりめろ)
    1969年にゼニス社が開発した自動巻クロノグラフムーブメント。毎時36,000回という非常に高い振動数で高い精度を実現。高性能クロノグラフの代名詞。
    エロティックウオッチ(えろてぃっくうおっち)
    時計の裏面に装備されたオートマタで官能的な動きを繰り返す腕時計。アントワーヌ・プレジウソなどの独立時計師の作品中でみられる。
    エングレービング(えんぐれーびんぐ)
    ムーブメントや裏蓋に施される彫金。「チェイシング」ともいう。
    エングレーブ(えんぐれーぶ)
    裏蓋やムーブメント、文字盤に施される装飾的彫刻。
    エンジンターンドベゼル(えんじんたーんどべぜる)
    高速回転するエンジンのように見えるベゼル。ロレックス社の時計に見られる。
    エンドピース(えんどぴーす)
    ブレスレットを構成するコマのうち、もっともクラスプに近いコマのこと。
    エンボス(えんぼす)
    文字盤の加工法の一つ。プレスによって凹凸の模様をつける加工法。
    エージング(えーじんぐ)
    クオーツ時計の精度を担う水晶の慣らし運転をすること。
    オイスター(おいすたー)
    ケースを金属塊からくりぬいて製作し、裏蓋や竜頭をねじ込み式とした防水性の高いケース。オイスター・ウォッチ・カンパニー社(イギリス)が開発。
    オイスターフリップロック(おいすたーふりっぷろっく)
    ロレックス社のブレスで、エクステンション機能、2重ロック機能をもつクラスプ。
    オイル(おいる)
    部品同士の接触面に塗布して摩擦を少なくする油。巻上げ機構にはグリース系のオイル、摩擦面にはグラファイト系のオイル、脱進機などには動物系のオイルが使われる。すべての箇所に使える万能オイルも多く用いられる。
    置き回り(おきまわり)
    2番芯とツツカナのかみ合せがゆるく、ツツカナだけ置いて心棒だけが回る現象。腕時計の精度が大きくずれる原因の一つ。
    オシドリ(おしどり)
    竜芯を支えるストッパー。腕時計を通常状態から時刻調整の状態にする。形状が鴛鴦(おしどり)に似ていることから。
    オフィシャルタイマー(おふぃしゃるたいまー)
    公式時計のこと。オリンピック、ワールドカップなどのスポーツ大会や、F1レースなどのモータースポーツ、また万国博覧会や商業施設などで認定、使用される。
    オメガ(おめが)
    参考リンク参照。
    親子時計(おやこどけい)
    基準となる親時計とその時刻情報を受ける複数の子時計で構成され、保守管理を簡易にしたシステム時計。
    オリエント(おりえんと)
    参考リンク参照。
    オロロジ・ア・ノン・ソロ(おろろじあのんそろ)
    イタリアの時計雑誌。毎号30本の時計を各4ページ前後の誌面を割いて紹介する。1987年創刊。OROLOGI e non solo
    音叉時計(おんさどけい)
    発振部に音叉を使用した時計。ブローバ社(アメリカ)が開発。
    オーデマ・ピゲ(おーでま・ぴげ)
    参考リンク参照。
    オートマタ(おーとまた)
    人形などが動く仕掛けを持ったからくり機構のこと。指定した時刻になったり専用のボタンを押すと作動する。フランス語で「自動人形」のこと。
    オートマチック(おーとまちっく)
    オートマチック・ワインディングのこと。自動巻。18世紀にはアブラハム・ルイ・ペルレ(フランス)が、また同じ頃アブラアン・ルイ・ブレゲ(フランス)が自動巻の時計を試作していたといわれている。ジョン・ハーウッド(イギリス)は360度の範囲で振れる巻き上げ錘と巻き上げすぎを防ぐ仕組み、ベゼルで時刻調整をする仕組みなど、自動巻き時計を画期的に進歩させる仕組みを作り、フォルティス社やブランパン社が自動巻きの時計を製造した。
    オートリターン(おーとりたーん)
    多機能時計で、外部操作が一定時間行われないときに時刻表示モードに復帰する機能。
    オーバルケース(おーばるけーす)
    楕円形の時計ケースのこと。
    オーバーホール(おーばーほーる)
    OH、OVHとも記述する。一定の使用期間を経た時計を分解し、各部品を分解、洗浄、修理、検査すること。一般に、機械式時計は2年から4年に一度のオーバーホールが望ましいといわれる。
    オーリング(おーりんぐ)
    円形のパッキン。時計の防水機能を担う部品。合成ゴムやシリコンなどで作られている。ケースと裏蓋、パイプと竜頭などの密着性を高める。
    オール文字(おーるもじ)
    腕時計の文字盤に1時から12時までの全ての数字が表示されている文字盤のこと。
  • か行

    懐中時計(かいちゅうどけい)
    ポケットなどに入れて持ち運ぶ腕時計以前の携帯用時計。ポケットウオッチともいう。
    回転ベゼル(かいてんべぜる)
    手で回転できるベゼル。経過時間などがわかる目盛りが刻まれていることが多い。
    ガスケット(がすけっと)
    ダイバーズウォッチなどの竜頭につけられる、ゴム製のパッキンのこと。
    ガストン・ブライトリング(がすとんぶらいとりんぐ)
    ブライトリング社2代目社長。世界初の腕時計型クロノグラフ「30分タイマー」を開発。Gaston Brietling
    片振り(かたふり)
    本来左右同角度で振動するテンプの振り核に差が生じること。
    カナ(かな)
    歯車の軸と一体になった小さな歯車。動力の伝達、増減の役割を担う。
    カボション(かぼしょん)
    フランス語で「磨いた宝石」の意。竜頭の先に埋め込まれた宝石による装飾のこと。カルティエなど宝飾系時計メーカーの時計によく見られる。
    カム式クロノグラフ(かむしきくろのぐらふ)
    ピラーホイールの代わりにカムを用いたクロノグラフの機構のこと。回転運動ではなく、軸を中心にした首振り運動を行うのが特徴。構成部品数を減らすことができ、コスト削減が可能。
    カメレオン(かめれおん)
    ロレックス社のレディース用腕時計の代表作。バンドを容易に変えることができる。
    カラット(からっと)
    金の品位を表す単位。記号K。純金が24K。18Kは全体(24)の18が金であるため、含有量は75%(18/24)。または宝石の重量をあらわす単位。記号ct。1Ctは200mg。
    カリオン(かりおん)
    13世紀から15世紀頃にヨーロッパで使われた、機械式の楽器。オルゴールなどの原型。
    カルティエ(かるてぃえ)
    参考リンク参照。
    カレンダー(かれんだー)
    文字盤上の小窓やインダイヤルに西暦、月、曜日、日付等を表示する機能。
    カレンダージャンパー(かれんだーじゃんぱー)
    カレンダーを24時で勢いよく送るための力を加えるバネ。
    カレンダーディスク(かれんだーでぃすく)
    日付、曜日などがかかれたディスク。
    側 (がわ)
    ケースのこと。
    ガンギカナ(がんぎかな)
    ガンギ車の軸周りにある歯車。4番車からの動力でガンギ車を回転させる。
    ガンギ車(がんぎぐるま)
    アンクルと対になっている脱進機を構成する部品のひとつ。テンプに一定の力を与えて左右に振動させると同時に、テンプからの規則正しい振動周期を輪列に送り、一定の精度を維持する役割を果たす。雁木車。
    カンヌキ(かんぬき)
    ツヅミ車と噛み合っており、竜頭の機能を切り替えるレバー。
    カーヴェックス(かーう゛ぇっくす)
    腕に沿うようにケースを湾曲させた形状のこと。グリュエン社「カーヴェックス」が有名。ブローバ社やロンジン社からも発売された。
    カーブピン(かーぶぴん)
    緩急針についている小さなピン。テンプの振動数を加減する。
    機械式(きかいしき)
    一般的にはゼンマイを動力にする時計。またはクオーツ式以外の時計を指す。
    キズ見(きずみ)
    拡大鏡。まぶたに挟み込むなどして使う。種類によって焦点距離の違い、拡大率の違いなどがある。
    キチ車(きちしゃ)
    巻上げ輪列を構成する部品のひとつ。竜芯と同軸にあり竜頭をまくと回転し、ゼンマイを巻き上げる力を竜芯から丸穴車へと伝える歯車。
    キネティック(きねてぃっく)
    セイコー社が1988年に開発した発電機構を搭載したムーブメントのこと。回転錘の運動でコイルに電流を発生させてコンデンサーに充電し、その電気エネルギーで水晶振動子を振動させ、回路を駆動させる仕組み。
    キネティック・オートリレー(きねてぃっくおーとりれー)
    セイコー社「キネティック」に節電機能を搭載したもの。72時間以上使用しないと自動的に節電状態に入り運針が止まる一方で、ICでは時間を刻み続け、腕時計を動かすと同時に現在時刻に自動復帰する。
    キフ(きふ)
    ムーブメントを衝撃から守る耐震装置の総称。
    逆回転防止(ぎゃくかいてんぼうし)
    回転ベゼルが一方向にしか回らない機能。
    キャビノチェ(きゃびのちぇ)
    18世紀のスイスにおいて優れた時計師の呼び名。建物の中で屋根裏部屋(キャビネット)が一番明るく、そこを仕事場としていたことからこう呼ばれた。「カビノチェ」ともいう。
    キャラクターウオッチ(きゃらくたーうおっち)
    文字盤やブレスにアニメやコミックのキャラクターが描かれた時計。1932年にインガーソル・ウォーターベリー社がミッキーマウスの時計を製作したことが最初だといわれている。
    ギャランティ(ぎゃらんてぃー)
    保証、または保証書のこと。「ワランティー」ともいう。フランス語では「GARANTIE」、英語では「WARRANTY」と表記する。
    キャリッジ(きゃりっじ)
    トゥールビヨン機構を保護するカゴ部分のこと。「ケージ」ともいう。
    キャリバー(きゃりばー)
    ムーブメントを識別する番号。ムーブメントの機能、サイズ、製造工場などによって番号付けされる。「Cal.」と表記されることが多い。
    協定世界時(きょうていせかいじ)
    現在世界で採用されている時法。平均太陽時との誤差が0.9秒内に収まるよう補正されている。略号UTC。
    ギョーシェ(ぎょーしぇ)
    ダイヤル上に施される装飾のひとつ。フランス語で「魚子模様」を意味する。アブラアム・ルイ・ブレゲによって考案された。
    切りテンプ(きりてんぷ)
    テンプの輪の一部をカットし、温度変化による弾性率の差を補正したもの。補正テンプともいう。
    ギルテッド(ぎるてっど)
    金めっきのこと。
    金(きん)
    展性、延性に富んだ金属素材。空気中で錆びず、耐蝕性もある。
    均時差(きんじさ)
    夏太陽時と平均太陽時との差。夏の太陽と下層の平均太陽との時角の差のこと。
    金属アレルギー(きんぞくあれるぎー)
    腕時計の素材に含まれるクロム、錫、ニッケル、コバルト、パラジウムなどが溶出してタンパク質と結びつき、それをアレルゲンとして起こるアレルギー。
    金張り(きんばり)
    ゴールドフィルドのこと。
    金めっき(きんめっき)
    真鍮などの金属に純金や金の合金を電気メッキすること。ゴールドプレーテッドともいう。
    クオーツ(くおーつ)
    発振部に水晶を使用した時計。電池を動力とし、機械式時計よりも安価で高性能の時計を製造することができる。
    クオーツショック(くおーつしょっく)
    1970年代に普及し始めたクオーツ時計がそれまでの機械式時計、電気時計に比べて圧倒的に高精度であったことから、スイスなどの時計産業に大きな影響を与えたこと。
    グランドコンプリケーション(ぐらんどこんぷりけーしょん)
    パーペチュアルカレンダー、スプリットセコンドクロノグラフ、トゥールビヨン、ミニッツリピーターなど複雑時計の機能のうち少なくとも2つ以上を備えた時計のこと。
    グランドファーザー・クロック(ぐらんどふぁーざーくろっく)
    据え置き型の大型の時計のこと。置スリともいう。やや小型の物はグランドマザー・クロックという。
    クリスティーズ(くりすてぃーず)
    美術品を中心にオークションを行うオークションハウス。
    グリニッジ天文台(ぐりにっじてんもんだい)
    1675年に設立されたイギリスの天文台。本初子午線が通る天文台として1884年にグリニッジ天文台の平均太陽時が世界時に指定される。1998年に閉鎖。
    グレゴリオ歴(ぐれごりおれき)
    太陽暦の暦のひとつ。閏年を400年間に100回置くユリウス暦を改正し、400年間に97回とすることで太陽の位置と暦日を調節した。グレゴリウス暦ともいう。
    クロノグラフ(くろのぐらふ)
    ストップウオッチ機能のこと。またそれのついた時計。機構が複雑であると同時に、通常文字盤上に積算計を備え、メカニカルなデザインとなるため人気が高い。
    クロノメーター(くろのめーたー)
    スイス時計製造協会の定めた規格では「異なる気温と姿勢の下で正確に動作するよう調整され、公式計時証明を受けた高精度の時計」のこと。
    クロワゾネ(くろわぞね)
    有線七宝のこと。
    携帯精度(けいたいせいど)
    腕時計の精度。特に、摂氏5度から35度の環境で、1日に8時間以上腕に付けた状態での精度。
    月差(げっさ)
    時計が1月で生じる誤差。
    月齢表示(げつれいひょうじ)
    ムーンフェイズのこと。
    原子時計(げんしどけい)
    原子や分子がエネルギー遷移する際のエネルギー放出や吸収特性を基準とした高い精度の時計。1949年にハロルド・ライオンズ(アメリカ)、ウイリアム・マルコビッツ(アメリカ)によって発明された。
    剣ズレ(けんずれ)
    針が目盛りの正確な位置を指していないこと。
    剣つかえ(けんつかえ)
    針同士が重なり、正常に動作しない状態。精度不良の原因の一つ。
    剣抜き(けんぬき)
    針をムーブメントから外す為の道具。
    ケース(けーす)
    文字盤とバンド以外の外装部分一式のこと。ムーブメント、ダイヤルなどを収める部品。側(がわ)とも呼ばれる。
    ケースバック(けーすばっく)
    裏蓋のこと。
    コインエッジ(こいんえっじ)
    ベゼルやケースの側面にコイン様の連続した刻み模様が彫り込んである装飾。
    合金(ごうきん)
    金属元素と他の金属元素や非金属元素との共融体。真鍮は銅と亜鉛の合金であり、鋼は鉄と炭素の合金である。
    香箱(こうばこ)
    主ゼンマイを納める箱。多くは香箱自身が回転する「回転香箱」であり、その香箱についた歯車が「一番車」の役割を担う。
    古賀逸策(こがいっさく)
    1932年に温度による変動が小さい水晶振動子の加工法を発明。加工法の特徴から「Rカット」あるいは「古賀カット」と呼ばれる。
    国産(こくさん)
    日本製の時計のこと。
    こじ開け(こじあけ)
    主に裏蓋を開ける為に使用する道具。
    こはぜ受け(こはぜうけ)
    こはぜバネを押さえている受け。1番受けに取り付けられる。
    こはぜバネ(こはぜばね)
    角穴車の巻き戻りを防ぐばね。
    コロン商会(ころんしょうかい)
    幕末から明治期にかけて日本への時計輸入を担った商社。
    コンバーチブルケース(こんばーちぶるけーす)
    ケース内でダイヤル部分を反転できるケース。ジャガー・ルクルト社が開発。ダイヤルの保護やGMT機能のために用いられる。
    コンビネーションウオッチ(こんびねーしょんうおっち)
    アナログ式表示とデジタル式表示の両方を兼ね備えた腕時計。
    コンプリケーションウオッチ(こんぷりけーしょんうおっち)
    パーペチュアルカレンダー機能、スプリットセコンドクロノグラフ機能、ミニッツリピーター機能など複数の複雑機構を備えた腕時計。
    コーアクシャル(こーあくしゃる)
    機械式時計の部品の摩耗を減らして注油の手間を省いた脱進機。またはそれを備えた腕時計。
    コート・ド・ジュネーブ(こーとどじゅねーぶ)
    ムーブメントに施される波紋状の表面仕上げ。手作業による。
    ゴールドフィルド(ごーるどふぃるど)
    金張りのこと。真鍮などの金属を金塊ではさんで溶着し、圧延機でのばして作る。ロールドゴールドともいう。
    ゴールドプレーテッド(ごーるどぷれーてっど)
    金めっきのこと。GP、EGPなどと表記する。
  • さ行

    サザビーズ(さざびーす)
    美術品を中心にオークションを行うオークションハウス。
    サマータイム(さまーたいむ)
    昼の時間の長い季節の一定期間、時計を進めて時刻を繰り上げる精度。夏時間、夏時刻ともいう。
    三番車(さんばんしゃ)
    2番車と4番カナをつないでいる増幅歯車。ETA社のムーブメントの場合、筒カナ駆動車も回す。
    地板(じいた)
    各歯車などを取り付けるベース部分。
    時角(じかく)
    アワーアングルのこと。
    七宝(しっぽう)
    装飾技法。ガラス光沢があり耐久性が強い。金属素地にガラス釉薬(エナメル)を使って模様を描く。
    自動巻(じどうまき)
    内蔵された回転錘(ローター)により腕の動きに合わせてゼンマイが巻き上がる仕組み。
    ジャガー・ルクルト(じゃがー・るくると)
    参考リンク参照。
    シャブロン(しゃぶろん)
    ムーブメントとして組み上げる前の部品キットのこと。
    シャルル・エトワール・ギョーム(しゃるる・えとわーる・ぎょーむ)
    スイスの物理学者。温度による誤差の少ないバイメタル式の補正切りテンプを発明した。
    ジャンピングアワー(じゃんぴんぐあわー)
    針ではなく窓からのぞく数字で「時」を表示する機構。
    ジュエル(じゅえる)
    石のこと。腕時計では人工ルビーを指す。
    主ゼンマイ(しゅぜんまい)
    機械式時計の運針の動力となる、渦巻き状に巻いた弾力ある金属条。メイン・スプリングのこと。
    ジュネーブシール(じゅねーぶしーる)
    ジュネーブ州の認める品質を備えた時計に与えられる認証。
    ジュネーブ天文台(じゅねーぶてんもんだい)
    スイスにある天文台。1872年から1967年の間時計精度コンテストを実施。
    ジョン・アーノルド(じょんあーのるど)
    イギリスの時計師。1772年にクロノメーターを開発。
    ジョージ・グラハム(じょーじ・ぐらはむ)
    直進脱進機やシリンダー脱進機を発明したイギリスの技師。クロノグラフの原理も考案。
    シリアルナンバー(しりあるなんばー)
    腕時計の製造番号。ケース、裏蓋、ムーブメントなどに刻印する。
    真鍮(しんちゅう)
    銅と亜鉛の合金。加工しやすくするために鉛を2%程度加える。
    シースルー(しーするー)
    ケース外側からムーブメントが見られるようにサファイアクリスタルの文字盤や裏蓋を使用したデザイン。
    スイスクロノメーター検定協会(すいすくろのめーたーけんていきょうかい)
    クロノメーター検定を行う公共機関。略称COSC。Controle Officiel Suisse des Chronometres
    スイープ運針(すいーぷうんしん)
    針が文字盤を流れるように動くこと。
    スクラッチプルーフ(すくらっちぷるーふ)
    キズに強い超硬ケースのこと。ラドー社などが積極的に採用している。セラミックスなどを素材とする。
    スクリューバック(すくりゅーばっく)
    ねじ込み式裏蓋のこと。
    スケルトン(すけるとん)
    ムーブメントをそぎ落とし、骸骨のように仕上げたデザイン。
    ステッチ(すてっち)
    ベルトに見られる糸で縫った跡。
    ステップ運針(すてっぷうんしん)
    針が文字盤を段階的に動くこと。クオーツ時計の多くみられる運針。
    ステンレススチール(すてんれすすちーる)
    最も一般的な素材で、錆びにくく強度と耐久性に優れる。略号SS。
    ストラップ(すとらっぷ)
    ベルトのこと。
    スプリットセコンド(すぷりっとせこんど)
    クロノグラフで秒針が2本重なっているもの。それぞれの針は異なるタイミングで止めることができる。割剣ともいう。
    スプリットタイム(すぷりっとたいむ)
    起点からの経過時間を順次測定し、時間測定を継続しながら表示する機能。
    スプリングドライブ(すぷりんぐどらいぶ)
    セイコー社が開発した、ゼンマイに蓄えられた力でクオーツによる調速と運針を行う仕組み。
    スモールダイヤル(すもーるだいやる)
    文字盤上に配された小さなダイヤル。インダイヤルともいう。
    スリーゲル(すりーげる)
    柱時計や置時計のこと。
    スリーゲル(すりーげる)
    置時計や柱時計のこと。
    セイコー(せいこー)
    参考リンク参照。
    正時(せいじ)
    毎時間の0分ちょうどのこと。
    精密ドライバー(せいみつどらいばー)
    時計の制作、修理に用いられるドライバー。先端を研磨、調整して使用する。
    セグメント(せぐめんと)
    デジタル表示の文字を表現する素子。「8」を構成する7つのセグメントを利用して全ての数字を表現する。
    セラミック(せらみっく)
    酸化珪素などを高温での熱処理によって焼き固めた素材。独特の色や質感があり、 傷に強い。
    セラミックス(せらみっくす)
    成形、焼成などの行程を経て得られる非金属無機材料。耐熱、耐食に優れ、ひっかき傷に強い素材としてラドー社等の腕時計で見られる。
    ゼンマイ(ぜんまい)
    渦巻き状に巻いた弾力のある紐状の金属。巻き上げられたゼンマイがほどけようとする力を腕時計の運針やアラームの鳴動に使用する。
    ソヌリ(そぬり)
    正時に自動に時刻を知らせる機能。1時間毎、30分毎、15分毎(グランドソヌリ」もある。
    ダイアショック(だいあしょっく)
    セイコー社の開発した耐震機構。
  • た行

    ダイアルスクリュー(だいあるすくりゅー)
    文字盤の足とムーブメントを固定させるネジ。
    ダイアルワッシャー(だいあるわっしゃー)
    歯車とも地盤の間に入る金属製の薄いワッシャー。主に銅、または真鍮が使われる。時針のズレや飛び出しを防ぐ。
    耐磁性(たいじせい)
    磁場からの影響を受けない能力。
    タイドクロノグラフ(たいどくろのぐらふ)
    潮位計を搭載したクロノグラフ。海釣り愛好者などに人気が高い。
    ダイバーズウオッチ(だいばーずうおっち)
    「ダイバーズ」ともいう。防水性能を持つ潜水用時計のこと。ISO(国際基準化機構)規格では最低100m防水を持つ時計のこと。実際には100m防水で海水浴程度、200m防水でダイビングに耐えられる性能がある。ベゼルを回転させることで潜水時間の計測ができる。暗い水中でも蛍光塗料の効果で時間を読みとれる工夫がされている。第2次世界大戦中にハミルトン社およびエルジン社がアメリカ海軍に、パネライ社がイタリア海軍に潜水工作用の時計を供給した。
    タイマー (たいまー)
    あらかじめ設定した時間まで逆算していく計測機能、またはその機械。
    タイマー (たいまー)
    あらかじめ設定した時間まで逆算していく計測機能、またはその機械。
    タイムピース(たいむぴーす)
    クロノグラフなどの付加機能を持たず、時刻だけを表示する腕時計のこと。
    ダイヤシールド(だいやしーるど)
    セイコー社の硬質コーティング。
    ダイヤル(だいやる)
    文字盤。色や素材などの組み合わせによって、多様なバリエーションが存在する。「えと」「フェイス」「文字板(もじいた)」とも呼ばれる。
    タキメーター(たきめーたー)
    タキプロダクトメーター。平均時速を測定するための目盛、またはこれを搭載したクロノグラフ。スピードや生産効率などを計測表示できる。スタート時にグロノグラフを始動させ、1km地点を通過した瞬間にストップボタンを押すと、クロノグラフ秒針が指し示す文字盤外周に記されたタキメーターの数値が平均時速となる。
    多軸時計(たじくどけい)
    時針、分針、秒針以外の針を備えた時計。多針時計ともいう。
    脱磁(だつじ)
    磁気を帯びてしまった部品の磁気を除去すること。
    脱磁器(だつじき)
    電流を流したコイルが発生する強力な磁界に部品を入れ、磁気を抜くこと。
    脱進機構(だっしんきこう)
    動きを止めたり進めたりする仕組み。ゼンマイからのエネルギーの伝達を制御し、調速機構の振動数を測る。
    脱進調速機構(だっしんちょうそくきこう)
    ゼンマイの力を調整して一定のエネルギーを取り出す仕組み。ガンギ車、アンクル、テンプから構成される。
    田中久重(たなかひさしげ)
    江戸時代の技術者。べっ甲細工師の家に生まれ、その器用さからからくり人形を作るようになったことから「からくり儀右衛門」と呼ばれた。後に様々な学問を修得し、和時計の最高峰「万年自鳴鐘」を製作した。維新後には田中製作所を起こし、これが後の東芝となった。
    ダブルネーム(だぶるねーむ)
    文字盤に時計のブランド名に加え、企業名や販売店名を併記したモデルのこと。ロレックス社の時計ではCOMEX(コメックス社)、Tiffany & Co.(ティファニー社)などとのダブルネームが人気。
    ダボ(だぼ)
    クロノグラフをスタート、ストップ、リセットするボタンのこと。プッシャー、プッシュボタンともいう。
    袂時計(たもとどけい)
    懐中時計のこと。
    ダラーウオッチ(だらーうおっち)
    1ドルで販売された安価な腕時計のこと。インガーソル社などが販売。ケースと一体型のムーブメントや紙製の文字盤を採用。
    ターン・オー・グラフ(たーんおーぐらふ)
    1950年代初頭に登場した、ロレックス社初の回転べゼル(経過時間計測用)搭載モデル。50m防水。
    チタン(ちたん)
    チタニウムのこと。灰色の金属で、軽量かつ強度があり、耐久性、耐触性、耐熱性に優れる。金属アレルギーも起きにくい。元素記号Ti。
    蓄光塗料(ちっこうとりょう)
    夜光塗料のひとつ。放射性物質に変わる夜光塗料として普及。
    チュードル(ちゅーどる)
    参考リンク参照。
    調速機構(ちょうそくきこう)
    正しく時間を示す基準となる仕組み。時間の情報を脱進機構に伝える。
    チラネジ(ちらねじ)
    天輪に取り付けられた複数の微小ネジ。振動運動するテンプのバランスを均一に調整する。「バランススクリューネジ」ともいう。
    津田助左衛門(つだすけざえもん)
    徳川家康に献上された舶来の時計を修理したことをきっかけに、日本で初めて機械式時計を製作し家康に献上した。
    筒車(つつぐるま)
    12時間で1周する歯車。先端に時針が取り付けられる。
    ツヅミ車(つづみぐるま)
    竜芯の針回しとゼンマイを巻く機能を切り替えている、鼓状の歯車。一方の端のノコギリ状の歯はキチ車の同型の歯と噛み合い、逆側の歯は時刻調整用の歯車と噛み合う。
    デイデイト(でいでいと)
    1956年にロレックス社が開発した、曜日と日付の表示機構、またはこの機構を持つモデル。チュードル社では「デイトデイ」という。
    デイトジャスト(でいとじゃすと)
    1940年代後半にロレックス社が開発した、24時ちょうどに自動的に日付が変わる機構、またはこの機構をもつモデル。
    デイト表示(でいとひょうじ)
    日付表示のこと。文字盤状の小窓で表すことが多い。
    ディフュージョンブランド(でぃふゅーじょんぶらんど)
    同一メーカーの製品のうち、普及品(低価格商品)のみで構成されたブランドのこと。ロレックスに対するチュードルのような関係。
    ディフュージョンモデル(でぃふゅーじょんもでる)
    普及型のモデルのこと。高級型に比して廉価格設定になっている。ロレックス社のエアキング、IWC社のポートフィノなどがこれに当たる。
    デジアナ(でじあな)
    時刻をアナログとデジタルで表示する時計。「アナデジ」ともいう。
    デジタルクオーツ(でじたるくおーつ)
    1970年代前半にLED表示式として登場した、クオーツ式ムーブメントとデジタル表示の機能を併せ持つ時計。
    デシマルカウンター(でしまるかうんたー)
    ストップウォッチやクロノグラフなどにおける、1分間もしくは1時間などの単位を100分割した目盛のこと。加算・減算を容易にするために考案された。
    デッキウオッチ(でっきうおっち)
    懐中時計を木製の箱に収めて船舶用とした物。
    鉄道時計(てつどうどけい)
    鉄道の安全な運用のために必要な精度や環境耐性、視認性を備えた時計。ウェブスター・ポール(アメリカ)は「一週間の計時で±30秒以内」「摂氏-70度から4度の温度差で調整」「装飾のない簡素なアラビックインデックス」「2週間毎の検査、年に1回の分解掃除」などを条件として定めた。
    デッドストック(でっどすとっく)
    未使用のまま保管されていた在庫品のこと。「死蔵品」ともいう。
    デュアルタイム(でゅあるたいむ)
    異なるの二つの時刻を表示できる機能。各々が、長・短針と12時間の時刻表示文字盤をもつ。広義ではGMT時計に属し、GMTよりも第2時刻が判読しやすい。
    デュラテクト(でゅらてくと)
    シチズン社の硬質コーティング。
    テレメーター(てれめーたー)
    光と音の速度差を利用し、2地点間の距離を計測できる目盛り、またはこの目盛りを持つクロノグラフのこと。たとえば雷光が見えた瞬間にスタートボタンを押し、その雷鳴が聞こえた瞬間にストップさせると、クロノグラフ秒針が指すテレメーターの値が雷から測定地点までの距離となる。
    電気時計(でんきどけい)
    機構の一部に電気を使用した時計。
    電池(でんち)
    クオーツ時計、音叉時計などの動力源。バッテリーともいう。
    電波時計(でんぱどけい)
    標準電波を受けて時間を補正する機能を持った時計。
    テンプ(てんぷ)
    時計の調速を司る部品。機械式腕時計ではゼンマイを動力源とする一定方向への回転力を、ガンギ車やアンクルの動きと連動して規則正しい往復運動に変換する。天輪、天真、振り座、振り石などから構成され、ヒゲゼンマイとともにアンクルから伝わる反復運動を一定速度の振動に調速する。
    テンプ受け(てんぷうけ)
    テンプの真軸を支える受け板。テンプの動きのブレを抑える役割を担う。緩急針や緩急針調整装置などが組み込まれていることが多い。
    テンプ軸受け下部(てんぷじくうけかぶ)
    テンプ軸受け上部との間でテンプの軸を受けている部分。
    テンプ軸受け上部(てんぷじくうけじょうぶ)
    テンプ軸受け下部との間でテンプの軸を受けている部分。耐震受石、穴石、押さえバネで構成されている。
    天文時計(てんもんどけい)
    構成や惑星、月などの動きや満ち欠けを表示する機能を持った時計。
    トゥールビヨン(とぅーるびよん’)
    腕時計の姿勢差を克服するために発明された特殊な脱進機のこと。4番車の上にガンギ車とアンクル、テンプなど脱進機一式を取り付け、脱進機自体が回転することにより、垂直方向の姿勢差を分散させる仕組み。
    トゥールビヨン脱進機(とぅーるびよんだっしんき)
    腕時計にかかる、わずかな重力の差から生じる姿勢差を自動補正する機構。脱進調速機を収めたキャリッジが1分間に1回の割合で回転し、重力の影響を各方向において平均化させる。1795年にアブライム・ルイ・ブレゲ(スイス)が発明した。フランス語で「渦巻き」の意。
    ドクター・フィッシャー(どくたー・ふぃっしゃー)
    オークションを行うオークションハウス。ドイツで1976年に創設。
    ドクターズウオッチ(どくたーずうおっち)
    長針、短針を持つ文字盤からスモールセコンドが独立し、文字盤の約半分を占める時計。医者が患者の脈を測るのに使用した、または高価であったために医者のように収入の多い人たちに人気があったことから名づけられた。1930年代に流行した。ロレックス社「プリンス」が有名。
    ドット・インデックス(どっといんでっくす)
    ドット、またはラウンド型のインデックス。
    トノー型(とのーがた)
    樽のような形状。
    トノーケース(とのーけーす)
    樽型のケースのこと。「トノー」はフランス語で「樽」の意味。
    ドライビング・ホイール(どらいびんぐほいーる)
    クロノグラフを構成する部品のひとつ。四番車と連動し、1分1回転で常時回転している歯車。スタートボタンを押すとトランスミッションホイールと噛み合う。
    トランスミッション・ホイール(とらんすみっしょんほいーる)
    クロノグラフを構成する部品のひとつ。スタートボタンを押すとカップリングクラッチが動き、それに接続したトランスミッションホイールがドライビングホイール、およびクロノグラフランナーと噛み合い、常時回転しているドライビングホイールの動力がクロノグラフランナーに伝達される。
    トリ・コンパックス(とりこんぱっくす)
    ユニバーサル・ジュネーブが1940年代~1970年代まで生産した複雑時計。クロノグラフ、トリプルカレンダー、ムーンフェイズ、タキメーターを搭載。
    トリチウム(とりちうむ)
    1960年代以降、時計の針やインデックスなどに自発光性夜光塗料として使用された放射性元素。
    トリプルカレンダー(とりぷるかれんだー)
    月・日・曜を表示するカレンダー機構のこと。略称「トリカレ」。
    ドルフィン針(どるふぃんばり)
    最もベーシックなデザインの針。ドレッシーな高級時計に用いられることが多い。
    ドレスウオッチ(どれすうおっち)
    クロノグラフなど各種用途をもたず、時針と分針のみのシンプルな構造の時計を指す。
    ドロテウム(どろてうむ)
    オークションを行うオークションハウス。オーストリア国営。
    トロピカル文字盤(とろぴかるもじばん)
    日焼けや汗による腐食に強い陶製文字盤。1963年にパテック・フィリップ社が南米などに向けて発売したモデルに採用された。
    トーマス・トンピオン(とーます・とんぴおん)
    「イギリス時計の父」と称される、15世紀から16世紀にかけて活躍した時計師。エドワード・バーロウ、ウィリアム・ホートンと共にシリンダー脱進機を考案。
    ドーム風防(どーむふうぼう)
    ドーム状に盛り上がった風防。
  • な行

    投げ込み(なげこみ)
    女性用懐中時計のこと。
    NASA時計テスト(なさとけいてすと)
    アポロ計画で使用する時計を選定するための11項目に及ぶテストのこと。オメガのスピードマスターが合格したことで知られる。
    ナノ秒(なのびょう)
    1秒の10億分の1。
    ナビゲーションウオッチ(なびげーしょんうおっち)
    航海や飛行、走行などに必要なクロノグラフ、回転式計算尺などの諸機能を付加した時計のこと
    ナポレオン(なぽれおん)
    中央部の開いた蓋を開けずに時間を読むことができる時計。ナポレオン一世が考案したといわれている。「ハーフハンター」ともいう。
    ナースウオッチ(なーすうおっち)
    腕時計の着用が制限される看護士に便利な、ピンなどで服に付けることができる時計。脈拍計などを付加したものも多い。
    日差(にっさ)
    時計が1日で生じる誤差。クオーツなどでは月差、年差なども用いられる。
    ニバフレックス(にばふれっくす)
    セイコーの開発した切れないゼンマイ。
    二番車(にばんしゃ)
    1時間で1回転する歯車。ETA社のムーブメントの場合、増幅歯車として機能する。
    日本時計協会(にほんとけいきょうかい)
    日本の時計メーカー、卸販売業者で組織される業界組織。時計産業の振興と発展を目的とする。1948年に発足。1982年に社団法人化。
    日本時計輸入協会(にほんとけいゆにゅうきょうかい)
    日本法人、輸入代理店、卸商社、小売店が組織する社団法人。輸入時計の健全化を目的とする。1955年に設立。
    日本標準時(にほんひょうじゅんじ)
    日本で常用する平均太陽時。東経135度の子午線を平均太陽が通過する時刻を12時とする時刻。ただしくは日本中央標準時。
    ニューシャテル天文台(にゅーしゃてるてんもんだい)
    スイスにある天文台。試験に45日を要する厳格な時計精度コンテストを実施していた。1960年代にセイコーが上位を獲得し、後にコンテストは廃止された。1866年から1975年の間コンクールを実施。
    ヌバック(ぬばっく)
    ベルベット状に起毛させた牛革。ベルトを強化するために裏側に貼り付けられる。
    ねじ込み式裏蓋 (ねじこみしきうらぶた)
    ケースにねじ込むことができ、防水性、防塵性に優れている裏蓋。スクリューバックとも言う。
    ねじ込み式竜頭(ねじこみしきりゅうず)
    ケースにねじ込むことで固定できる竜頭。防水性、機密性に優れている。
    熱発電(ねつはつでん)
    熱エネルギーを電気エネルギーに変換すること。
    年差(ねんさ)
    時計が1年で生じる誤差。
  • は行

    ハイビート (はいびーと)
    21,600振動/時以上の振動数を持つムーブメントのこと。
    ハイブリッド(はいぶりっと)
    アナログ表示、デジタル表示を混合させて時刻表示やクロノグラフ表示を行う時計。
    パイロットウオッチ(ぱいろっとうおっち)
    航空回転計算尺などが搭載されたモデル。多くは耐久性、耐磁性に優れており視認性も高い。「ナビゲーション・ウォッチ」ともいう。
    はかま(はかま)
    針穴の下方に設けられたパイプ状の部品のこと。
    舶来(はくらい)
    日本製ではない腕時計のこと。
    バケットベゼル(ばけっとべぜる)
    シンプルな四角いカットの宝石を埋め込んだベゼルのこと。
    パチもの(ぱちもの)
    コピー物、フェイクのこと。広義には他ブランドにデザインが似たモデルも含む。
    パッキン(ぱっきん)
    時計内部への水や埃の浸入を防ぐために、ケースと裏蓋、ケースと防水、竜頭とパイプの各接合部に使われる部品。ゴムや樹脂などで作られる。「ガスケット」とも呼ぶ。
    ハック(はっく)
    秒針を停止できる機能のこと。戦場で時計の時刻を全員で合わせる際の掛け声に由来する。
    バックル(ばっくる)
    ベルトやブレスレットの留め金具。
    バッテリー(ばってりー)
    電池のこと。
    パテック・フィリップ(ぱてっく・ふぃりっぷ)
    参考リンク参照。
    バネ棒(ばねぼう)
    ブレスレットやベルトと時計本体、またブレスレットのコマ同士を接続する棒状の連結部品。バネが内蔵されており伸縮可能。「スプリングバー」ともいう。
    パネライト(ぱねらいと)
    El素子の発光を利用して文字盤や液晶パネル全体が光る機能。
    バフがけ(ばふがけ)
    金属ケースの表面の艶出し、またはプラスチック風防の浅い傷を消すこと。
    バブルバック(ばぶるばっく)
    1930年代~1950年代に製造されたロレックス社「オイスターパーペチュアル」の愛称。手巻ムーブメントに自動巻きローターを追加し、厚くなったムーブメントを収めるため丸く膨らんだ裏蓋が泡に似ていることが名前の由来。
    パラショック(ぱらしょっく)
    シチズン社の開発した耐震機構。
    バルジュー(ばるじゅー)
    1901年設立のムーブメントメーカー。製造するクロノグラフムーブメントには定評があり、手巻きクロノグラフの「キャリバー23系」「キャリバー72系」は傑作といわれている。1941年にエボーシュ連合の傘下となり、1983年にはETA社に統合。1973年開発の自動巻きクロノグラフ「7750系」は、現在でも多くのメーカーに供給されている。Valjoux
    パルスメーター(ぱるすめーたー)
    脈伯数計測が可能な医療用クロノグラフ。スタートと同時に脈拍を測り始め、基準計測回数に達したらストップし、このときにクロノグラフ秒針が指す基準計測回数目盛りの数字が1分間の脈拍数となる。
    バレルライン(ばれるらいん)
    樽型のケースのこと。主にラドー社の腕時計で用いられる。
    パワーリザーブ(ぱわーりざーぶ)
    パワーリザーブインジケーターのこと。機械式時計ではゼンマイの巻き上げ残量を表示する機構や計器のこと。扇形のインダイヤルで現時点での駆動可能時間を示すタイプが一般的。「アップダウンインジケーター」ともいう。
    万国博覧会(ばんこくはくらんかい)
    種々の産物を蒐集展示して紹介、販売して産業や文化の振興を期する会。1851年に第一回の万国博覧会がロンドンで開催された。1928年に国際博覧会条約がパリで締結。
    ハンターケース(はんたーけーす)
    狩猟用時計のこと。懐中時計で文字盤側と裏側の両方に蓋が付いているケース。カバーが文字盤を完全に覆うフルハンター、窓のあるハーフハンターなどがある。「ハンティングケース」ともいう。
    ハンド (はんど)
    短針・長針・秒針のこと。形状により、ブレゲハンド、メルセデスハンド、ドルフィンハンド、ペンシルハンド、リーフハンド、スティックハンドなどがある。
    バンド(ばんど)
    腕時計を腕に固定する部品。金属素材ではブレスレット、それ以外の素材はベルトと呼ばれることが多い。
    ハンマー(はんまー)
    クロノグラフを構成する部品のひとつ。リセットボタンに接するレバーのこと。リセットボタンを押すと、スプリングの力によってハートカムを叩き、クロノグラフ針や積算計の針をゼロに戻す。
    ハンマースプリング(はんまーすぷりんぐ)
    クロノグラフを構成する部品のひとつ。ハンマーが動かないよう保持しておくためのスプリングレバー。
    バーインデックス(ばーいんでっくす)
    棒状のインデックス。「棒時字」ともいう。
    パーキングメーター・クロノグラフ(ぱーきんぐめーたーくろのぐらふ)
    駐車時間の確認に適したクロノグラフ。リセットボタンを押すと数字が0になり、再度押すとその数字が回転して60分まで計測する。
    バーゼルフェア(ばーぜるふぇあ)
    スイスで行われていた宝石と時計の見本市。現在はバーゼルワールドとSIHHに分かれる。
    バーゼルワールド(ばーぜるわーるど)
    フランス、ドイツの国境に接している都市バーゼル(スイス)で、毎年春に開催される世界最大の時計見本市。
    ハートカム(はーとかむ)
    クロノグラフを構成する部品のひとつ。クロノランナー、アワーレコーディングランナー、ミニッツレコーディングホイールに付くハート形の部品。ハンマーがこれを叩くと、クロノグラフの各種積算計の針がリセットされる。
    ハートカム(はーとかむ)
    クロノグラフ構成部品の一つ。指針を零位置に戻すことで計測時の誤差を解消する。
    バーハンド(ばーはんど)
    棒状の針。「バトン針」ともいう。
    ハーフハンター (はーふはんたー)
    懐中時計で文字盤側の蓋に穴があいているもの。蓋を開けなくても時間を読み取ることができる。
    パーペチュアル(ぱーぺちゅある)
    通常は永久カレンダーのことを指すが、ロレックス社では自社製自動巻きムーブメントを指す。英語で「永久の、永続する」の意。
    パーペチュアルカレンダー (ぱーぺちゅあるかれんだー)
    日付を無補正で表示できる機構。大小月、うるう年も歯車で制御されている。「永久カレンダー」ともいう。
    日較差(ひかくさ)
    測定した歩度または日差と、別の日に測定した歩度または日差との変動量。
    ヒゲ持ち(ひげもち)
    ヒゲゼンマイの一番端の部分を保持するための部品。
    ピコ秒(ぴこびょう)
    1秒の1兆分の1。
    尾錠(びじょう)
    腕時計の革ベルトを止める部分。衣料のベルトではバックルに当たる部分。美錠ともかく。
    ビッカース硬度(びっかーすこうど)
    ケースなどに使われる素材の堅さを表す。ダイヤモンド製の圧子を押し込み、その状態から硬度を測定する。Vickers Hardness
    ビックズデイト(びっぐずでいと)
    1の桁と10の桁を別々のディスクで表示する日付機構。1994年にランゲ&ゾーネ社「ランゲ1」に初搭載された。
    秒(びょう)
    時間の単位。1967年から「セシウム原子133の基底状態の2つの超微細順位間の遷移によって発する光の振動周期の9,192,631,770倍の時間」と定義されている。
    ピラミッドべゼル(ぴらみっどべぜる)
    ロレックス社「デイジャスト」などに見られる、表面にギザが施されたべゼル。
    ピラーホイール (ぴらーほいーる)
    クロノグラフの動作をコントロールする部品。高い精度を必要としコストもかかるため、現在では簡略化されたカム方式が一般的。ゼニス、フレデリック・ピゲが採用。「コラムホイール」ともいう。
    ピンクゴールド(ぴんくごーるど)
    金3に対して銀+銅+亜鉛+ニッケル1の割合で作られるピンクがかった金。アンティークウォッチに多く見られる。ローズゴールドとも呼ばれる。略号PG。
    ピンセット(ぴんせっと)
    小さな部品をつまむための道具。先端の形や素材など様々な種類があり、用途に応じて適宜選択する。時計職人は好みに応じて先端を研磨、調整して使用する。
    ビート(びーと)
    テンプの振動数のこと。1時間あたりの振動数で表す。
    ファブルブラント商会(ふぁぶるぶらんとしょうかい)
    幕末から明治期にかけて日本への時計輸入を担った商社。
    フィノックス(ふぃのっくす)
    シチズン社の開発した切れないゼンマイ。
    フェイス(ふぇいす)
    文字盤のこと。時計において「顔」にあたると考えられることによる。
    フォンテンメロン(ふぉんてんめろん)
    フォンテンメロン(スイス)で1816年に創業したムーブイメントメーカーのひとつ。1926年にETA社、ア・シールド社とメーカー共同体のエボーシュ連合を組織した。1982年にETA社に吸収合併された。
    フォールディングベルト (ふぉーるでぃんぐべると)
    ステンレスの薄い板を巻くように曲げて加工したものを部品としたブレス。「巻きベルト」ともいう。
    復元差(ふくげんさ)
    ある期間に測定した歩度や日差と、別の期間に同一条件で測定した歩度や日差の復元性を示す値。
    プッシュボタン(ぷっしゅぼたん)
    クロノグラフのスタート、ストップ、リセット、また各種カレンダーやムーンフェイズ、ミニッツリピーターなどを操作するボタン。「プッシャー」「ダボ」ともいう。
    ブッフェラー(ぶっふぇらー)
    スイスの老舗高級時計店。オリジナル時計も制作する。Bucherer
    不定時法(ふていじほう)
    日の出か日の入までを昼と夜に分け、それぞれを6等分し「一刻」とする時法。一刻の長さが一定でないことから名付けられた。
    ブライトリング(ぶらいとりんぐ)
    参考リンク参照。
    フライバック(ふらいばっく)
    クロノグラフの計測中にリセットボタンを押すと、クロノグラフ秒針がゼロに戻り、次の計測を開始する機構のこと。
    プラスチック風防(ぷらすちっくふうぼう)
    有機ガラス、またはアクリルガラスとも呼ばれる合成樹脂製の風防。低コストで生産でき、加工性と可視透過性に優れるが、傷つきやすく変色することもある。研磨で傷を取ることが可能。
    プラスチックべゼル(ぷらすちっくべぜる)
    ロレックス社の「GTMマスター」や「デイトナ」、チュードル社「クロノタイム」採用された、プラスチック製のベゼル。
    プラチナ(ぷらちな)
    比重が高く重いが、加工しやすく、耐錆性、耐蝕性に優れる金同等の最高級素材。白金とも呼ばれる。元素記号Pt。
    フラッグシップモデル(ふらっぐしっぷもでる)
    ブランドを代表する主要なモデル。旗艦モデルともいう。
    フラッシュフィット(ふらっしゅふぃっと)
    ブレスレットの端のコマとケースを連結する役割を持つ部品。
    フラットヒゲ(ふらっとひげ)
    テンプの振動数を制御する部品。運動中の天輪とヒゲゼンマイの中心点の不一致による時間的誤差を修正する役割を担う。
    フランソワ・コンスタンチン(ふらんそわこんすたんちん)
    バセロン社の3代目ジャック・バルテレミーの共同経営者。1819年に就任。バセロン・コンスタンチン社の基礎を築いた。Francois Constantin
    ブランパン(ぶらんぱん)
    参考リンク参照。
    ブリッジ(ぶりっじ)
    受け板のひとつ。テンプや歯車などの真軸を支持する。
    フリップ(ふりっぷ)
    バックルの上からさらにロックする部品。
    ブルースチール(ぶるーすちーる)
    スチールに焼きを入れた青色の鋼。手作業で製作するために大量生産が難しく、高級時計の針として用いられることが多い。
    ブレゲ(ぶれげ)
    参考リンク参照。
    ブレゲ針(ぶれげばり)
    先端部分に丸い抜き穴を持つ針。アブラアン・ルイ・ブレゲ(スイス)が考案した。
    プレシジョン(ぷれしじょん)
    ロレックス社の腕時計において高精度の意。
    ブレスレット(ぶれすれっと)
    「ブレス」ともいう。腕時計を腕に着ける部品のうち、金属製のもの。パイプ、コマ、ピン、バックル、バネなどで構成されている。コマが3列なら「3連ブレス」、5列なら「5連ブレス」という。
    ブレスレット(ぶれすれっと)
    ブレスのこと。金属製のものを指すことが多い。
    ブレーキレバー(ぶれーきればー)
    クロノグラフを構成する。ストップボタンを押した際、クロノグラフランナーの動作を押さえ込む役を担うレバー。
    プロダクションカウンティング(ぷろだくしょんかうんてぃんぐ)
    1時間あたりの生産個数が計測できるクロノグラフ。製品を1個作るのに費やした時間を計り、クロノグラフ秒針が指す目盛りの値が1時間あたりの生産個数となる。
    プロテクター(ぷろてくたー)
    文字盤を衝撃から守る外部部品。軍用時計、ダイバーウォッチなどでみられる。竜頭ガードもプロテクターに含まれる。
    プロトタイプ(ぷろとたいぷ)
    試作品、基本形、原型となった時計のこと。市場に流通すると高額で取引されることも。
    ブロードアロー(ぶろーどあろー)
    英国政府の官有品につける印。時計では英国軍公式の軍用時計に印字、刻印されている。
    ヘアライン仕上げ(へあらいんしあげ)
    金属面に細いラインを施した表面仕上げ。つや消し技法のひとつ。ケース、裏蓋、ベルト等に施される。
    平均太陽時(へいきんたいようじ)
    平均太陽の時角で表される時刻。平均太陽日の24分の1を1時間とする。
    ベゼル(べぜる)
    風防を固定するため取り囲むように付けられたリング状のパーツ。鏡面仕上げのポリッシュド、段差を持つステップド、山型の刻みのあるピラミッド、細かい刻みの施されたエンジンターンド、目盛りが記された回転式など多様なデザインがある。素材は主に金属製であるが、ロレックス社「デイトナ」やチュードル社「クロノタイム」など一分のモデルにはプラスチック製のベゼルが用いられた。
    ペットネーム(ぺっとねーむ)
    愛称、通称のこと。正式名称ではないが文字盤の表記によるものや、一般的にそう呼ばれているものなどがある。ロレックス社「スピードキング」「ローヤル」などは前者で、同社「バブルバック」は後者にあたる。
    ベビークロノ(べびーくろの)
    デイトナ以前に作られたロレックス社製のクロノグラフ。希少。
    ベルト(べると)
    腕時計を腕に着けるための部品のうち、金属製でないもの。
    ベルト(べると)
    「バンド」のこと。時計を腕にはめるための部品。天然皮革、合成皮革、ラバー、ナイロン、ウレタンなどの素材が用いられる。
    ペルラージュ仕上げ(べるらーじゅしあげ)
    腕時計内部の地板や裏蓋、ムーブメントに施される装飾方法の一つ。円形状(うろこ状)のパターンをプレスする。
    ペンシル針(ぺんしるばり)
    鉛筆形の針。
    ベンツ針(べんつばり)
    「メルセデス針」ともいう。時針のデザインがメルセデス社のブランドマークに似ていることに由来する。視認性が高い。
    ヘンリーズ(へんりーず)
    オークションを行うオークションハウス。ドイツで行われる。
    ポインターデイ(ぽいんたーでい)
    曜日を針で示すカレンダーのこと。
    ポインターデイト(ぽいんたーでいと)
    日付を針で示すカレンダーのこと。
    ホイール(ほいーる)
    歯車のこと。
    防水(ぼうすい)
    水がケース内部へ浸入するのを防ぐ機能。ねじ込み式竜頭、オーリング、スクリューバック、一体型ケースなど他にも様々な密閉性・対水圧性を高める技術が開発されている。
    ポコ式 (ぽこしき)
    裏蓋がはめ込み式であること。
    ホゾ(ほぞ)
    歯車の軸の端。
    歩度(ほど)
    短時間に測定した時計の誤差を1日あたりに換算した数値。
    ポリッシュ仕上げ(ぽりっしゅしあげ)
    金属表面を磨いて文字どおり鏡のような光沢をだす仕上げ。金属のケース、もしくはブレスレットの加工方法。「鏡面仕上げ」ともいう。
    ホログラム(ほろぐらむ)
    偽造防止のために裏蓋やギャランティー、ワランティーにつけるシールのこと。
    ホワイトゴールド(ほわいとごーるど)
    ゴールドにパラジウムを混ぜた金属。ゴールド素材の中でも価値が高い。略称WG。
    ホワイトゴールド(ほわいとごーるど)
    略称WG。ゴールドにパラジウムを混ぜた金属。ゴールド素材の中でも価値が高い。
    ボンベイ(ぼんべい)
    1950年代~1960年代に作られたロレックス社「オイスターパーペチュアル」のひとつ。プレーンなべゼルとひねりのあるラグが特徴。
    ボーア戦争(ぼーあせんそう)
    1899年に南アフリカで勃発したオランダ系植民ボーア人対英国の紛争。英国兵が懐中時計を腕に巻いて使用したことをきっかけに、腕時計が一般に普及したといわれている。
    ボーイズサイズ(ぼーいずさいず)
    メンズとレディスの中間のケースサイズ。
    ポーセリン (ぽーせりん)
    陶製の文字盤のこと。
    ホールクロック (ほーるくろっく)
    屋内に設置される大型で縦長の置時計。
    ポール・ニューマンモデル(ぽーるにゅーまんもでる)
    ロレックス社「デイトナ」のうち、俳優ポール・ニューマンが使用したとされるエキゾチックダイヤルを搭載したモデルの俗称。インダイヤルの四角のドットが特徴。
    ボールベアリング(ぼーるべありんぐ)
    1948年にエテルナ社が開発した自動巻機構。ローターの回転軸にボールベアリングを内蔵し、滑らかな動きを実現。
    ホールマーク(ほーるまーく)
    貴金属の模造を防ぐために制定された制度に基づくマーキング。1300年にイギリスで始まった。
  • ま行

    マイクログラフ(まいくろぐらふ)
    1916年頃にホイヤー社が開発したストップウォッチのこと。1周3秒で回転するクロノグラフ針を搭載し、1秒の1/100分割計測が可能である。
    マイクロステラスクリュー (まいくろすてらすくりゅー)
    時間調整のためにテンプの輪につけられた極小のネジのこと。「チラネジ」ともいう。
    マイクロ秒(まいくろびょう)
    1秒の100万分の1。
    マイクロローター(まいくろろーたー)
    ムーブメントの中心軸から外れた位置に回転軸が設けられた両方回転式自動巻ローターのこと。この技術により腕時計の小型化・薄型化が実現。パテック・フィリップ社やショパール社などが採用している。
    巻き上げヒゲ(まきあげひげ)
    ブレゲヒゲともいう。渦巻状のゼンマイの外周先端を中心部へ持ち上げた形状をしており、等時性に優れる。アブラアン・ルイ・ブレゲ(スイス)が考案した。
    マザーオブパール(まざーおぶぱーる)
    「シェル」ともいう。真珠母貝(アコヤガイ、白蝶貝、黒蝶貝など)を使った文字盤。貝殻裏側の真珠層を薄く削り、文字盤に貼り付けて作る。
    マスターピース(ますたーぴーす)
    腕時計では、あるブランドの最高傑作のこと。
    マニュファクチュール(まにゅふぁくちゅーる)
    ムーブメントの開発から組み立てまで、自社一貫生産体制を持つ時計メーカーのこと。ジャガー・ルクルト社、ロレックス社、パテック・フィリップ社など。近年では自社ムーブメントを製造するメーカーのことを指す場合が多い。
    マリンクロノメーター(まりんくろのめーたー)
    航海用に精度を追求した時計。
    マリーンクロノメーター(まりーんくろのめーたー)
    航海の際に用いられる時計。船の揺れなど地上よりも過酷な条件下でも高精度を保つ。
    ミステリーダイヤル(みすてりーだいやる)
    針による表示ではなく、星やドットなどのポイントで時間を示す機構の文字盤、またはその時計のこと。
    ミニアチュール (みにあちゅーる)
    エナメル文字盤に極細の絵筆を使ってカラー・エナメルで点描する技法。バセロン・コンスタンチン社が有名 「ジュネーブエナメル 」ともいう。
    ミニッツカウンター(みにっつかうんたー)
    クロノグラフの分積算計のこと。クロノグラフ秒針が1回転すると、ミニッツカウンターが一単位分を表示する。
    ミニッツリピーター(みにっつりぴーたー)
    音で時刻を知らせる機構、またはその時計のこと。音色の違いで時、分を知らせる。15分単位、5分単位、1分単位で打ち鳴らすタイプがあり、それぞれ「クォーターリピーター」「ファイブミニッツリピーター」「ミニッツリピーター」と呼ばれる。
    ミニッツレコーディングホイール(みにっつれこーでぃんぐほいーる)
    30分積算計と同軸の歯車。クロノグラフランナーが1回転すると、中間車を介して、この歯車に動力が伝達され、30分で1回転する。
    ミリタリーウオッチ(みりたりーうおっち)
    高精度、高い視認性、頑丈であることを満たした軍隊用の腕時計。独自の仕様でメーカーに発注する場合と、市販の腕時計を調達する場合がある。使い捨てのものやプラスチックケースのものなど特殊な仕様のも多い。1880年にジラール・ペルゴー社がドイツ海軍士官に金ケース入りの腕時計を製造したのが最初であるといわれる。
    ミリ秒(みりびょう)
    1秒の1,000分の1。
    ミルスペック(みるすぺっく)
    ミリタリー・スペシフィケーションの略。軍隊で使用する物品の仕様や規格のこと。
    無機ガラス(むきがらす)
    一般的なガラス。キズに強く光沢が美しい。
    ムーブメント(むーぶめんと)
    時計の内部に納められた機械のこと。クオーツの場合は「モジュール」ともいう。
    ムーンフェイズ(むーんふぇいず)
    月の満ち欠けを擬似的に表示する機能。ほぼ29.5日周期の月の満ち欠けを表示するために59日周期の歯車に月を2つ対象に描き、表示窓から上記の月が覗く割合で月の満ち欠けを表示する。
    メインスプリング(めいんすぷりんぐ)
    主ゼンマイのこと。
    盲人用時計(もうじんようとけい)
    目の不自由な人のために作られた時計。風防を開けて針、文字盤に触れることで時間を読み取ることができる。インデックス、針の形状の工夫と、運針する力の強いムーブメントが必要。
    文字盤(もじばん)
    腕時計の顔となる、インデックスや針を配置する部品。ダイアルともいう。文字板とも書く。
    モジュール(もじゅーる)
    電子部品の駆動部のこと。腕時計では特にデジタルクオーツ時計の駆動部を指す。
    モース硬度(もーすこうど)
    鉱物の堅さの尺度。ダイヤモンドを10として、その比較で表現する。
  • や行

    夜光塗料(やこうとりょう)
    光を蓄え、暗所で発光する機能をもった塗料。ダイバーズウオッチや目覚まし時計などで用いられる。
    有機ガラス(ゆうきがらす)
    アクリルガラスのこと。
    有線七宝(ゆうせんしっぽう)
    七宝装飾の内、金属線をデザインの輪郭に沿って貼り付けることでエナメルが混ざらないようにする手法。
    ユリスナルダン(ゆりすなるだん)
    参考リンク参照。
    四番車(よんばんしゃ)
    60秒で1回転する歯車。ガンギカナと噛み合いガンギ車を駆動する。
  • ら行

    ラグ(らぐ)
    腕時計のケースでベルトやブレスレットを接続する突起。アームともいう。
    ラップタイム(らっぷたいむ)
    前の経過時間の測定が終わる瞬間を起点として、次の経過時間を測定する機能。
    竜芯(りゅうしん)
    竜頭に加えられた力を各輪列へ伝達する部品。多くは竜頭と一体化している。
    竜頭(りゅうず)
    時計外部から時計を操作するためのツマミ。
    ルミブライト(るみぶらいと)
    蓄光塗料の1つ。根本特殊化学が開発。アルミン酸ストロンチウムに希土類元素を組み合わせて合成する。
    レギュレーター(れぎゅれーたー)
    時針、分針、秒針が独立して表示される時計。時計職人が標準時を知るために用いた。
    レトログラード(れとろぐらーど)
    針が一周せずに扇状に移動することで時間を表示する機構。フランス語で「逆行」の意。
    鑞(ろう)
    金属同士を接着するのに用いる合金。銀鑞、鉛鑞、ハンダなど。鑞を使用して接合することを「蝋付け」という。
    蝋付け(ろうづけ)
    鑞を用いて金属同士を結合すること。
    ロジウム(ろじうむ)
    白金族元素の一つ。貴金属にも分類される、銀白色の金属。元素記号Rh。Rhodium
    ロレックス(ろれっくす)
    参考リンク参照。
    ローター(ろーたー)
    自動巻腕時計に内蔵されている回転するおもりのこと。回転錘。
  • わ行

    該当する用語はありません。

  • 英字

    CMW(CMW)
    アメリカ時計学会、もしくは日本時計師会の高級時計師試験合格者に与えられる称号。Certified Master Watchmaker。日本では認定試験が1954年から1980年代初頭まで続いた。
    GMT(GMT)
    グリニッジ標準時のこと。Greenwich Mean Time。腕時計では24時間針等により2つ以上の場所の時間を表示できる機能を指す。
    IC(IC)
    集積回路のこと。たとえばアナログ式クオーツ時計では水晶振動子の振動数である32,768を15回半分(32768/2/2/2/2/2/2/2/2/2/2/2/2/2/2/2=1)にし、1秒に1回の信号に変換するなどの処理をしている。
    ISO(ISO)
    国際標準化機構(International Standardization Organization)。工業製品、部品、使用技術の規格統一を推進するための国際機関。
    IWC(IWC)
    参考リンク参照。
    JIS(JIS)
    日本工業規格(Japanese Industrial Standard)。工業標準化法によって制定された鉱工業品の規格。
    JIS規格(JIS規格)
    JISの定める工業規格。
    JST(JST)
    日本標準時のこと。Japan Standard Time
    LED(LED)
    発光ダイオード。電圧により発行する特殊な半導体素子。電球に比べ長寿命。
    LSI(LSI)
    大規模集積回路のこと。ICよりも複雑な機能の処理が可能。
    SIHH(SIHH)
    国際高級時計展(Salon International de la Haute Horlogerie)のこと。「バーゼルフェア」から1991年に分かれ、商談を主目的として開催されている。
    U.T.D.(UTD)
    「Ultra Thin Dress」の略。セイコー社の薄型時計。
    V.F.A.(VFA)
    「Very Fine Adjusted」の略。セイコーの高精度調整品。ゼンマイや振動数などの調整がなされている。