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ダブルネームの腕時計

ダブルネームの腕時計

ブランド腕時計の価値

ブランド腕時計は高額です。ムーブメントの開発や外装のデザイン、製造にかかるコストもさることながら、高額になる一番の理由はマーケティングにかかる費用です。マーケティングにかかった費用が商品価格に上乗せされていることを誰もがわかっていながら、それでもブランド腕時計が必要とされるのはなぜでしょうか。それはその時計メーカーがつくる腕時計や、それを着けることで得られる体験にそれ以上の価値があるからです。

ブランド+ブランド

腕時計のブランドは「知名度」や「歴史」など、いくつかの基準で評価されますが、それらを戦略的に満たしていくことでブランドは確立されていきますす。このようにしてブランドを確立した腕時計ブランドが、業界の内外を問わず他のブランドとタッグを組み、さらにブランド力を高めた腕時計が存在します。いわゆる「ダブルネーム」と呼ばれる腕時計です。

ダブルネームの例

たとえば、日本では最も有名と言っても過言ではない「ロレックス」。このロレックスが宝飾品大手「ティファニー」と提携して製造販売された腕時計が存在します。同じロレックスで言えば、「COMEX」というフランスの潜水作業専門の会社と提携して販売されたモデルも存在します。他にも、腕時計ブランドが他のブランドや販売店、業界の全く違う様々なブランドと組んでリリースされたダブルネームは枚挙に暇がありません。

ダブルネームの分類

ダブルネームはそのブランド力のパワーバランスから、3つに分けることが出来ます。まずは、販売力や知名度などが圧倒的に強いブランドが、良いものを作るけれども知名度のないメーカーと一緒に作るパターンです。ダブルネームというよりはOEM的な扱いになることもありますが、ムーブメントや文字盤などに製造メーカーの名前をきちんと記している場合も多いです。

ブランドの成長

ふたつめはひとつめの関係性が変化したものです。時間の経過に伴い、さきほどのパワーバランスが拮抗、あるいは逆転したパターンです。弱小だったブランドが成功したことで、当時はダブルネームとして見られていなかった腕時計の価値が上昇することさえあります。

ブランド力のシナジー効果

最後は、もともと拮抗するブランド力を持ったブランド同士がタッグを組んだパターンです。両方のブランドの訴求力が十分にあれば、成功することは間違いありません。お互いに「その時の最高のもの」を提供することも多く、後年になっても価値が維持されていることが多いです。

偽物の存在

ダブルネームはその価値故に、偽物がかなりの数出回っています。アンティークやヴィンテージでは、ともすると文字盤上の数文字のプリントや紙一枚のために、100万円単位のお金が動くこともあります。きちんと判断できない時は手を出さないほうが無難でしょう。現行品でもダブルネームは積極的に企画/販売されていますので、ダブルネームに興味が湧いた方はそちらを探してみてはいかがでしょうか。

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公開日2018年2月26日
著者watchjournal

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