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ドレスウォッチとは

ドレスウォッチとは

ドレスウォッチとは

腕時計に興味があるけれど、腕時計用語がたくさんありすぎて、雑誌やホームページを見てもよくわからない、という方も多いと思います。腕時計業界でしか使われない言葉もたくさんありますので、そのすべてを理解するのは難しいのではないでしょうか。数ある腕時計用語のうち、定義や理解が曖昧になっているもののひとつが今回ご紹介する「ドレスウォッチ」です。

ドレスに似合う腕時計?

予備知識のない状態では、「ドレスウォッチ」を「ドレス」と「ウォッチ」に分解して、ドレスを着る際につけるべき腕時計なのだな、と考えるのが自然です。しかし、実際にインターネットで「ドレスウォッチ」を検索するとダンディなメンズウォッチが並んでいるのみて、混乱する方がたくさんおられるようです。ドレスウォッチは、一般的には「2針や3針のシンプルかつ薄型な革ベルトの腕時計」とされることが多く、腕時計新聞でも概ねその基準で商品を分類しています。

針の数とシンプルさ

時針と分針しかないものを「2針」、2針の同軸に秒針を加えたものを「3針」と呼びます。針の数が多いクロノグラフと比べると、文字盤上がすっきりとした印象になります。時間さえ正確にわかれば良い、という利用シーンを想定したモデルで多く見られる仕様です。腕時計に防水や計時、カレンダーなど実用的な機能をもたせる必要がないことから考えると、労働している世代というよりは引退した世代が使うのに、あるいは非日常であるパーティなどで使うのに適した腕時計です。アンティークなどでは時針や分針と異なる軸に秒針を取り付けた「スモールセコンド」もたくさんみられます。

薄型

フォーマルなファッションではシャツの袖を邪魔しないように、薄型の時計が好まれます。腕時計は腕につけるものですので、邪魔にならないためにも出来る限り小さく、軽く、薄いものがベターです。一方で、時刻がわかりやすいこと、腕につけてかっこいいこと、そして時計自体を駆動させる機械を搭載するという要求を満たさなくてはいけません。ドレスウォッチでは薄型化に特化したモデルが多くみられます。ピアジェやオーデマ・ピゲ、ジャガー・ルクルトなどで薄型化を極めるべく開発を進めたモデルがいくつかあります。機械式でありながら7mm以下という驚きのムーブメントも登場しており、その開発競争は現在も続けられています。

革ベルトと素材と

革ベルトかどうか、という基準はどちらでも良いように思いますが、ドレスウォッチを謳う腕時計でブレスレット仕様のものを目にすることがないので、フォーマルやセミフォーマルを身につけるシーンでは革ベルトの腕時計を合わせるのが正解、ということでしょう。また、ドレスウォッチの多くがイエローゴールドやホワイトゴールドを採用しています。目的や利用シーンを考えると必然とも思えますが、薄型のムーブメントは相対的に高価になってしまうので、それと釣り合わせるために貴金属を採用している面もあるでしょう。

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公開日2018年1月10日
著者watchjournal