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腕時計の文字盤の形

腕時計の文字盤の形

腕時計のかたち

子どもに腕時計の絵を描いてもらうと、おそらく丸い文字盤の腕時計を描いてくれることでしょう。腕時計の定番の形は円形の文字盤であることがわかります。

円形文字盤

時計は歯車を組み合わせてできているので、時計内部は回転運動が基本です。それに伴い、時刻の表示形式も円形のほうが都合が良いため、文字盤も円形のものが最初に登場したのではないかと推量します。円形の文字盤はその中心に針を備えることが多く、針の可動領域がそのまま文字盤に大きさとなります。時刻表示を目的にした機械として、もっとも無駄がないデザインになっていますね。腕時計新聞では楕円形の腕時計も円形文字盤として扱っていますが、「デザインの無駄の無さ」でいうと正円のものに分があります。腕時計然とした円形の文字盤は人気も高く、どんなシチュエーションにも対応できるので、万能タイプの文字盤と言えます。

角形文字盤

円形の次にメジャーなのが矩形、いわゆる角形の文字盤です。角形文字盤は知的でスマートな印象があります。ベルトとの接合部も直線的に仕上がるので、薄型の腕時計にも向いています。機械式時計では、角形のケースに円形のムーブメントを転用することが多いですが、高級なモデルでは専用の角形ムーブメントをわざわざ設計する場合もあります。一方、クォーツ時計では角形のムーブメントも問題なく作ることができるはずですが、低価格を追求することが多い市販品では円形のムーブメントを使いまわすことが多いです。腕時計新聞では正方形だけではなく、長方形も角形文字盤として扱っています。

トノー型文字盤

次に、トノー型の文字盤も人気があります。トノー(tonneau)とは、日本語でいうと「樽」のことです。トノー型は上下を直線的に裁ち落とした円形、とみることもできますし、左右が膨らんだ角形、とみることもできます。それ故に円形、角形両方のよいところを受け継いでおり、上品さと視認性の良さを兼ね備えています。フランク・ミュラーの腕時計で積極的に採用されているので、そのイメージが強い方が多いことでしょう。

変形文字盤

上記の3つ以外の文字盤型は「変形文字盤」としています。変わった形の文字盤ではハミルトンの「ベンチュラ」などが有名です。ベンチュラは先進性を示すべく、突飛な形にして成功したモデルです。アーモンド型、ティアドロップ型、ハート型、星型など様々な形の文字盤がありますが、昨今は意図的にアシンメトリーな形にしている個性的なモデルもみられます。腕時計誕生時からみると、道具としての担うべき役割が変化した現在は、使い勝手やつけ心地よりもデザインのインパクトが重要度を増しているかもしれませんね。

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公開日2018年1月30日
著者watchjournal

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