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高い革ベルトは何が違うのか

高い革ベルトは何が違うのか

価格に幅のある革ベルト

腕時計の相棒、革ベルト。革ベルトは安いものでは数百円から、高いものでは数万円まであります。数万円の革ベルトと数百円の革ベルト。いったいこの違いはどこにあるのでしょうか。価格の差が生まれる理由を追っていきながら、高値の根拠を探ります。

素材

まずは素材の違いをみてみましょう。素材の良し悪しや希少性が価格に反映されます。世の中には実に多様な皮革が存在しており、ウシ、ブタ、ウマ、ワニ、トカゲ、ヘビ、ダチョウ、エイなど枚挙に暇がありません。さらに、同じ動物の革であっても部位などによってさらに細かく分類されています。腕時計の革ベルトに使うためにはある程度の張りと硬さが求められますが、加工手法が確立していることや、柔らかさや装着感の良さをウリにする場合もあることなどから、腕時計の革ベルトにできない皮革はなさそうです。

加工の有無

また、同じ素材であっても、例えばゴアテックスのような加工が施されていたりすると、価格があがります。革本来の機能をより強化したり、防水などの機能を追加したり、長持ちするなどのメリットが付加されます。

つくりの違い

縫製やカット等のつくりの丁寧さや安定感も価格に影響します。単純に接着剤で貼り付けただけのものよりも、手縫いしてあるもののほうが高くなります。

生産数

形や仕様が特殊な場合は、生産数が少なくなるので定番のものと比べて高くなります。例外的なサイズのものや、取付部に加工が必要なもの、洋服のベルトのように一本タイプのものなどがそれにあたります。レディース時計の名品であるロレックスのカメレオンは、ベルトを交換できる楽しみ方ができますが、そのベルトはなかなか高額です。

製造国

あまり多くはありませんが、国内で製造している革ベルトは相対的に高額になります。ただ、価格が二桁も違うのを説明できるものではありません。丁寧に飼育されているイメージを利用して、松阪牛の革を使った革ベルトなるものも販売されています。

ブランド

なんだかんだ言っても、価格に一番影響を与えるのは「ブランド」かもしれません。高級腕時計ブランドが提供する革ベルトは、驚くほど高価です。ただ、時計本体が数百万円であることを考えると、安いくらいに思えるのが怖いところです。ブランド腕時計をオフィシャルショップでメンテナンスすると思ったよりもお金がかかる理由のひとつです。

結局はブランド

これまでにあげた様々な理由が複合して価格を決めていますが、ほとんどはブランドによるもの、と考えて良さそうです。これを裏付けるエピソードがあります。ある革ベルトの製造元が、誰でも知っている高級ブランドに革ベルトを卸しているという話を耳にしたことがあります。直売では5,000円前後で販売していましたが、ブランドから同じものを買うと80,000円を軽く超えるそうです。腕時計に限った話ではありませんが、「ブランドの力」をこれでもかと見せつけられました。

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公開日2018年4月24日
著者watchjournal

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