自分でできる腕時計の洗浄方法

自分でできる腕時計の洗浄方法

腕時計の汚れ

お仕事などでスーツを着る方であればご存知だと思いますが、一日着たシャツの袖や襟部分は思った以上に汚れています。大抵のシャツは白いので、汚れが目立ってみえるのだと思いますが、同様の汚れが腕時計にもついていることを想像してみてください。

トラブルの原因

腕時計の素材は衣服の素材に比べると汚れがつきにくいので、1日や2日使ったくらいでは問題ないはずです。ただ、数週間そのまま使い続けるとなると、臭いやかゆみなどの利用者が感じるトラブルか、竜頭やプッシャー、ブレスレットの固化などの腕時計に起こるトラブルの、いずれかあるいは両方が起こる可能性があるでしょう。

腕時計を自分で掃除する

シャツやスーツはクリーニング店に洗濯を依頼することができますが、腕時計はそうもいきません。ブランドのオフィシャルショップや時計専門店、時計修理店にクリーニングを依頼するか、あるいは自分できれいにするか、の2択です。せっかくの休日に腕時計を洗浄するためにわざわざ出かける、ということはなかなかないと思いますので、自分できれいにする方法を知っておくとよいかもしれません。

水溶性の汚れと脂溶性の汚れ

掃除の目的は「汚れを取ること」です。汚れは大きく分けて2種類に分けることができます。一つは水溶性の汚れ、もう一つは脂溶性の汚れです。前者は水に、後者は油に溶けやすい汚れですので、水で洗って油で洗えば大抵の汚れは落とすことができます。油、といっても、サラダ油やオリーブオイルのような食用の油を想像してはいけません。しみ抜きなどに使うベンジンのような、揮発性の油を指します。

クロスに染み込ませて使う

腕時計を直接水や油の中に漬けるのはNGですので、水や油を染み込ませた布やクロス、綿棒などで拭き上げることになります。順番としては、水→油→水、の順で処置すると、汚れも落ちるし気持ちよく使えるはずです。

100円ショップで買えるお掃除グッズ

古い腕時計は防水性能が落ちているので、できるかぎり水を避けましょう。ブレスレットタイプの場合、超音波洗浄をしたいことろですが、ブレスを完全に本体から分離できないものは超音波洗浄を諦めたほうが無難です。各所の細かい汚れは歯ブラシ、綿棒、爪楊枝、歯間ブラシなどを駆使すると汚れが落ちやすいです。いずれも100円ショップなどで購入できるはずです。

革ベルトにはNG

ベンジンの代替としては、ライター用のオイルなども使えるかもしれません。もちろん、本来の用途とは異なる使い方ですので、自己責任のもと十分注意してお使いください。また、革ベルトに油を使うのは厳禁です。乾拭き、水拭きにとどめておきましょう。

最強の洗浄液

実は、最強の洗浄液は「アルコール」です。アルコールは水溶性、脂溶性いずれの汚れも落とすことができます。純度の高いエタノールは酒税の関係で高額になっているので、イソプロパノールが混合された「IP」などの表記がある消毒用アルコールがおすすめです。

腕時計ユーザーの楽しみ

腕時計をきれいに保つのはそれほど難しくありません。1ヶ月に一度でいいので、愛機の掃除をする時間を設けるのも悪くないでしょう。腕時計オーナーだけに許された幸せな時間です。

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公開日2018年2月2日
著者watchjournal

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