チュードル オイスター デカバラ 黒文字盤 ボーイズサイズ アンティークウオッチ

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チュードル オイスター デカバラ 黒文字盤 ボーイズサイズ アンティークウオッチ

腕時計概要

精密なムーブメントを湿気や衝撃から守るため開発された「オイスターケース」。ロレックスのディフュージョン(普及版)ブランドとして生まれたチュードルは、オイスターケースの知名度向上に大きく貢献しました。チュードルの商品の中でも、ロレックス本社のあるイギリスでの拡販を目的として制作されたバラシリーズは、機能性とデザイン性の両面から非常に高く評価されました。以上のような経緯から竜頭にはロレックスのクラウンマークが刻印されています。当時英国への拡販のためにバラの紋章を採用したバラシリーズのなかで人気の高い「デカバラ」は、12時位置に大きなバラのマークがアップライトで施してあります。各インデックスも葉っぱや花びらを連想させる、ユニークな形です。ロレックスゆずりの精巧な作りと、チュードルの希少性が魅力的な一本です。また通常のオイスターよりも小さいボーイズサイズですので、女性にもおすすめの時計です。

腕時計データ

ブランドチュードル(TUDOR)
商品名チュードル オイスター デカバラ 黒文字盤 ボーイズサイズ アンティークウオッチチュードル オイスター デカバラ 黒文字盤 ボーイズサイズ アンティークウオッチ
特徴
掲載時価格108,000 yen
販売店アンティーク時計通販専門店・タイムピース
在庫数SOLD OUT
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チュードルの情報

「ロレックス」の兄弟ブランドとして生まれながら、その知名度には雲泥の差がある「チュードル」は、近年の機械式時計ブームで再評価されているブランドのひとつです。日本では特に高い人気を保っています。

創業地
イギリス
創業年
1930
創業者
ハンス・ウイルスドルフ

チュードルの解説

ロレックス・オイスターケース販促のために

チュードルはロレックス社が販売戦略として作った別ブランドです。1930年代、ロレックス社の技術力の高さはすでに時計業界で知られていましたが、その高額な価格設定から販売実績は芳しくないものでした。ロレックス社は特長である「オイスターケース」をより多くの人に知ってもらい、また売り上げを補う目的で新ブランド・チュードルを立ち上げました。すでに成功している時計メーカーが他の地域で販売する際、ブランドの名前を変えることは当時からよく行われていましたが、ロレックスの場合その「オイスターケース」の良さを知らしめるためだけにブランドを作ったところが興味深いところです。チュードルの時計はロレックスの性能が安価に手にはいることから、博く受け入れられ、ロレックスの販売促進に大きく貢献しました。

社名とエンブレム

チュードルがターゲットとした市場は、ロレックスの本社のあったイギリス国内でした。ブランド名とした「チュードル」とは「TUDOR」、つまり英国の名門・チューダー家の名前です。15世紀にイングランド全土を巻き込んだ薔薇戦争時、対立していたヨーク家とランカスター家はそれぞれ、白薔薇と赤薔薇を紋章として使っていました。戦後成立したチューダー朝は、この二つを組み合わせた紋章を作りました。英国で人気の高いチューダー家の名前とエンブレムはチュードルの販売促進に高い効果があったようです。後期(1970年から1971年頃)には薔薇同様、チューダー家の紋章として使われた盾がエンブレムとして採用されました。この変更は、有機的な曲線を多く含む薔薇のロゴが複雑で手間がかかることが理由の一つであると言われています。

ロレックスよりもロレックスらしく

チュードルはロレックスと共通のパーツを数多く使用しています。たとえば竜頭にロレックスのアイコンである王冠マークがみられるものもあります。また多くのモデルでは裏蓋には王冠マークとともに「ROLEX」の名前が刻印されているなど、ロレックスの腕時計以上にロレックスカラーを打ち出したデザインとなっています。一方でムーブメントにはETA社のエボーシュを用いることで価格を下げました。

ロレックスのディフュージョンブランドとして

チュードルはロレックスでも提供されるモデルに類似したモデルだけではなく、オリジナルの時計も製造しました。チュードルはロレックスには存在しないモデルも製造しています。たとえばサブマリーナにはメンズ(39.3mm)、ボーイズ(36.4mm)、ミニ(32.5mm)の3つのサイズが存在します。

ロレックスからの独立

1990年代になるとチュードルはロレックスには無いオリジナルのモデルを数多く発売します。次第にロレックスのカラーが薄れ、独立したブランドへとシフトしていきました。