Warning: Undefined variable $meta_size in /home/idia/watchjournal.net/public_html/wp/wp-content/themes/wordpress-watchjournal/meta.php on line 53
セイコー 鉄道時計 Cal.6310 懐中時計 デッドストック アンティークウオッチ | 腕時計ポータルサイト:腕時計新聞

セイコー 鉄道時計 Cal.6310 懐中時計 デッドストック アンティークウオッチ

セイコー 鉄道時計 Cal.6310 懐中時計 デッドストック アンティークウオッチ
  • 爽やかな印象
  • シンプル
  • バリュー

商品解説

商品名

セイコー 懐中時計 手巻き ホワイトダイアル DEAD STOCK(デッドストック)

概要

いわゆる「国産」とよばれ、日本の腕時計ブランドであるセイコーの腕時計です。腕に巻くタイプではない、いわゆる「懐中時計」です。

デザイン

腕時計でもっともスタンダードな円形の文字盤です。男性からも女性からも好感度の高い白文字盤。迷ったらこれ、というべきカラーです。腕時計の基本となるシンプルなアナログ表示です。シンプルなだけに、デザインの完成度の高さが必要です。 腕に巻いて使わないタイプの時計です。現代の腕時計としては一般的な、ステンレスを採用した一本です。ステンレスはキズや腐食に強く、価格とのバランスが良いことで知られています。

スペック

手巻きです。ジリジリとゼンマイを巻き上げて時計に命を与える体験は、手巻き腕時計のオーナーだけに与えられた至福の時間です。

コンディション

デッドストックの腕時計です。たまたま販売のタイミングを逃したものの、未使用で希少性の高い腕時計です。78000ブランド腕時計としてはお求めやすい価格帯の一本です。人気商品のため売り切れとなっています。同様の商品をお探しください。

売り切れ/掲載終了

商品データ

商品名 セイコー 鉄道時計 Cal.6310 懐中時計 デッドストック アンティークウオッチ
ショップによる解説
セイコーの懐中時計(ポケットウオッチ)です。いわゆる鉄道時計として販売されていたモデル。貴重なデッドストックです。セイコー社は1881年に創業された輸入時計店「服部時計店」に始まる130年あまりの長い歴史を持つ、日本を代表する時計メーカーです。オリンピックなどの世界大会で公式スポンサー、オフィシャルタイマーとしてたびたび参加していることで世界的にも名前の知られた日本企業のひとつでもあります。懐中時計への憧れや郷愁のようなものは誰にでも共通して存在するのではないでしょうか。懐中時計は小説や映画のなかでも重要な小道具として度々登場します。現代では個人用の携帯時計といえば当然のように腕時計を思い浮かべますが、腕時計以前の主流は懐中時計でした。ところで、「世界で初めての腕時計」についていくつかの説があります。ブレゲ社がナポリ王妃に腕に巻く時計を献上したのが1800年代初頭。ボーア戦争で懐中時計を腕に巻いて使用したのが1880年代〜1890年代。カルティエが腕時計様の時計を制作したのが1900年代初頭。何れにせよ、腕時計の誕生からはすでに100年以上の時間が過ぎています。にもかかわらず、懐中時計の製造が続けられているのには、ノスタルジー以外の理由があるはずです。その理由の筆頭にあげられるるのが「視認性の高さ」ではないでしょうか。腕時計は大きくても30mmから35mm径のものがほとんどです。一方、懐中時計であれば40mm以上のものもたくさんあります。時計において、文字盤の大きさはそのまま視認性の高さにつながります。また、「腕時計がつけられない状況」も少なからずあるようです。たとえば看護師さんは懐中時計のような「ナースウオッチ」を使いますが、これは腕を消毒するときなどにいちいち腕時計の着け外しをしなくてもよいためです。そんな懐中時計の最高峰として君臨し続けるのが今回ご紹介する「鉄道時計」です。鉄道時計では視認性の高さはもとより、高い精度が求められます。鉄道時計には腕時計タイプのものもありますが、今でも多くの運転士に愛用されているのは懐中時計タイプのようです。いまとなっては珍しい機械式懐中時計です。手にしたときの心地の良い重さは機械式懐中時計の醍醐味です。コートやスーツの内ポケットに入れて使うのもよいですし、懐中時計ホルダーを使って机上で使うのもよいでしょう。文字盤には6310-0020とプリントされています。希少なデッドストック。懐中時計への長年の憧れを叶えるチャンスです。
ショップアンティーク時計通販専門店・タイムピース
ブランド
価格78,0007800078000円 (税込・ 送料別)
状況SOLD OUT
お気に入りFavorite お気に入り腕時計一覧
売り切れ/掲載終了

ご利用上の注意

  • 在庫状況は随時更新しておりますが、タイムラグがある場合があります
  • ご注文に際してはリンク先の商品ページの情報をよく確認してください

ブランド情報(セイコー)

セイコーとは

セイコーは日本を代表する腕時計メーカーです。

時計の修理から輸入へ

1877年に服部金太郎が開いた「服部時計修繕所」がセイコー社の始まりです。金太郎は時計の修理と販売を行いながら、他の時計店にも通い技術の向上に努めました。4年後の1881年には「服部時計店」を創業します。服部時計店では輸入時計の卸と修理が主な仕事でした。1892年、いよいよ時計製造部門として「精工舎」を設立します。精工舎は掛け時計の製造からスタートし、1913年に日本で初めての腕時計「ローレル」を発売します。

機械式時計全盛期

セイコー社は数々の人気モデルを世に送り出し、日本の時計業界を牽引してきました。中でも1955年に発売された「マーベル」は大ヒットを記録しました。1960年代には「グランドセイコー」のリリースし、精度面でもスイス時計業界と肩を並べる実力を手にします。

クオーツ開発前夜

1963年からニューシャテル天文台(スイス)の時計コンクールに参加していたセイコー社は、1967年には2位、4位、5位、7位、8位と上位入賞を果たします。また1968年から参加したジュネーブ天文台(スイス)のコンクールではセイコーが1位から7位を独占し、自社の技術でクロノメーター規格を大きく上回る精度が出せることを確認しました。これ以降、セイコー社は時計コンクールへの参加を中止し、実用的で精度の高い次世代の時計開発に注力するようになります。

59Aプロジェクト

1959年に諏訪精工舎で発足した「59Aプロジェクト」は次世代の時計として「クオーツ時計」が有望であると判断し、基礎研究に取り組んでいました。このころすでに放送局用のクオーツ時計は製造されていましたが、タンス二棹分という巨大なサイズに加え、少しの振動で壊れてしまうような繊細な時計でした。

音叉時計の登場

1960年にブローバ社(アメリカ)が音叉時計「アキュトロン」を発売します。この音叉時計は高精度の機械式時計が日差10秒程度であった当時、「月差」1分を誇る圧倒的な精度でした。これに驚いた機械式時計業界は、振動数を向上させることでこれに対抗しようとしましたが、部品の耐久性などの問題を抱えることとなりました。

東京オリンピック

セイコー社は1960年に東京オリンピックの公式時計サプライヤーとして名乗りを上げます。150人体制で計時機器の自社開発プロジェクトを立ち上げ、諏訪精工舎が電子式の計時機を担当することになりました。目に見える目標を手に入れた59Aプロジェクトチームはクオーツ時計の研究をさらに進め、1961年に乾電池のみで動く卓上クオーツ時計「951」を完成させます。

小型化への研究

951の改良型「952」はタバコ箱の半分程度の大きさになりました。しかしこれを腕時計に組み込むには「水晶振動子の小型化」「モーターの小型化」「時計用ICの開発」「電池の小型化」という課題を克服する必要がありました。セイコー社はこれらをそれぞれ「軸受けルビー加工技術の応用」「オープンタイプステップモーターの開発」「機械式時計の熟練工による自作」「ボタン型電池の使用」という方法で解決し、いよいよ世界初のクオーツ腕時計が完成しました。

発売と普及

当初1970年に発売予定だったクオーツ腕時計ですが、経営陣の「1960年代中に発売することが将来クオーツの歴史を振り返ったときに重要である」との判断から、急遽1969年12月に発売されました。発売当初、その高額な価格、大きさ、水晶振動子の繊細さから普及は難しい、との予測もありました。そこでセイコー社はクオーツ時計の普及をはかるべく、「クオーツ時計技術の公開」に踏み切りました。一方で消費者向けに大量の広告宣伝活動を展開し、同時に販売店、修理店への講習会も開催しました。クオーツ腕時計が徐々に広まってくると、量産による価格の低下、また技術開発による薄型、小型化、多機能化もすすみ、1973年にはデジタル表示の腕時計を発売するなど、世界レベルでのクオーツ時計の普及が短期間に進んでいきました。

世界のセイコー

1964年の東京オリンピックで数々の新しい技術(電子計時システムの導入、デジタル方式のタイム表示、100分の1秒計測など)を開発し、その大役を果たしたセイコーは「世界のセイコー」へと変化していきます。

クオーツ以降のセイコー

クオーツは一時的に世界を席巻しましたが、1990年代以降再び機械式時計に注目が集まりました。セイコーも機械式のグランドセイコーを復活させるなど、その動きに追随しています。しかし近年最も注目されたのは自動巻発電システム「キネティック(AGS、オートクオーツ)」です。電池交換、電池廃棄が不要なこのシステムは、日本よりも先に環境保護に関心の高いヨーロッパで評価されました。

セイコーの腕時計

Update 2018/02/12 by watchjournal-admin